霊者の行進
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錆びついた鎖を引きずり歩く
土塊混じりの夜風に吹かれて
色素の抜けた旗を低く構え 好候
電子の海 満ちる透明
また遠くで鳴り響く雷鳴
神は言った 「光よ在れ」と
そんなもんどこにもないな
此処にいるのは僕らだけ
夜に紛れ込んだ烏の群れ
道を照らすは愛じゃなくて
遠く掠れた炎の亡霊
掃いて捨てる地獄の果て
怨嗟と共に湧き上がるは声
FUCKER
亡霊と踊れ
BACCHUS
ウォッカを一つくれ
誰もいらねぇや 御為ごかしなら
ただひん曲がった誉れ
白い兎も空に浮かぶ島も
狼たちも孤独なフクロウも
すべて抱えたまま車輪は廻る 好候
鯨の船で天国へ
まだ下方に見える馬の骨
母は言った 「優しくあれ」と
結果生まれたMF
現抜かした馬鹿の負け
もう片隅にもない過去の夢
眩しいのは未来じゃなくて
同じ顔した子供の方で
積もり積もるガラクタまで
今夜再び巡り合う此処で
FUCKER
亡霊と踊れ
BACCHUS
ウォッカを一つくれ
誰もいらねぇや 御為ごかしなら
ただひん曲がった誉れ
母は言った「優しくあれ」と
いつになれば救われますか
焼いて消されたお言伝
泣き腫らして佇む墓の前
愛したのは命だなんて
減らない口を縫い付けてしまえ
進め泥舟 僕を乗せ
朽ちてなお忘れ難いのは何故
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