進撃の巨人ファイナルシーズンpart2感想
この記事を閲覧するにはアカウントが必要です。
OPとEDは完璧。特にED。ほんへは相変わらず酷い。MAPPAのアニメはあれだ……「イラストレーターが描く漫画」のようなhideousさがある。こうなってくると動的なアニメを作るのが根本的に下手だとしか思えない。いぬやしきみたいな「静」のアニメだとドラマみたいな感じで映えるんだけど……いやそれすらも怪しい、なんというか、パート1からずっとそうなんだけど進撃の巨人に本気に向き合っているとどうしても思えない。いくつものアニメを兼任しながら作って良いような作品じゃないんだよ本当は。これ一本に全身全霊で注ぐくらいの会社を連れてきてほしかった。CGが悪いとかではまったくなくむしろそうでない部分がまずい。間のとり方、表情の機敏、劇伴、何もかもが二流以下。少なくとも、間違いなく「もっとうまくやれた」。進撃の巨人のアニメはね、「もっとうまくやれた」が存在しちゃいけないのよ。至上のものとして出さなきゃいけない。たかだか2クール目作るのに一年近くも開けてこの出来じゃちょっと論外。しかも噂によるとこのペースだとPart2ですら終われなくてPart3か映画化しないといけないらしい。遅い、高い、まずい、最悪のラーメン屋?もういいけどね……。OPとEDはよかったし。EDはね……ちょっと……泣いてしまいました。まさか泣くとは思わなかった。ずーっとひとりなのよ、エレン。OPも一人で歩いてるし、EDに至ってはエレン以外の誰も出てこない。ずっとひとりで、こんなに重いものを背負って歩き続けてきたエレンのこと考えたらさ……。泣いちゃった(ちいかわ)。「ただただ生きるのは嫌だ」とか歌詞もすごいエレンにフィットしていて、ああやっぱり進撃の巨人はエレンの物語だな……と。
ヒグチアイって人ぜんぜん知らないけど、やっぱりプロってすごいなと思う。こんなに完璧に物語に寄り添った曲を作れるんだから。音像も歌詞もパーフェクト。俺は誰より進撃の巨人に依存していた(愛していたというと大言壮語なので)自信があるけど、俺が例えば進撃スタッフにED書いてくださいって言われても、納期5年あってもここまでのものは出来ない。10年かければできるかも。
映像に関しても本当に良い。冒頭の幼少エレンにナイフを持たせることで「あのシーン」のエレンであることを表しているのが良い。鳥が鳥籠にあたって消える所もね。はじめから鳥籠があるわけじゃないっていうのもいい。ただなんか57秒あたりからのエレンの顔がおかしい気がする。幼少エレンをMAPPA作画で見ることがあんまりないからかもしれんけど、あまりに違くない?誰?
ところでヤムスって今何してんだろう。サウナ経営?
Comments ( 0 )
No comments yet.