言葉商売
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昔から「物書き」という物がどうにもいけ好かなかったが、
とある人が物書きどもの事を「言葉を売る人」と表現していて、
そう言い換えるとなかなかおもしろいじゃあないか、と思えた
言葉を商売道具にする人々、言葉を仕事にする人々 なかなかエキゾチックな響き
さて、言葉を売る人がいれば「笑い」を売る人々もいるわけだが、笑いを売るというのは
その見た目に反して相当つらい仕事のように思えてならない
彼らにとっての水とは観客の笑顔だが、
裏を返せば笑顔を貰えなければ無限に続く苦行のような思いだろう
自らの礎を外的要因に丸投げすると本当にぐらぐらしてたまらないのだ
水を貰えない時の枯れ方といったら見るに堪えない、決して惨めはないが居た堪れない
笑いを売る仕事は創作と同じく人間には荷が重すぎるので、近いうち廃業にした方がよい
人の欲は、録音された拍手とか、限りなく人間に近いラブドールとか、そういうもので全部済ませてしまおう
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