人殺し
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自分のことを正義だと思っている人がとにかく怖い これ以上に怖いものはない
僕としては、自分を正義と信じ込んでいる人と相席するくらいなら人殺しが隣にいた方が幾分ましなのだ
というか、そもそも「人殺し」に対してあまり恐怖を感じない 嫌悪感となるともっと感じない
快楽殺人鬼とかなら流石に関わりたくないが、なにかしら目的があって殺人に及んでしまった人は
悪ではあっても害悪ではないなぁとぼんやりと思う
誰でも人を見て「殺してやりたい」と思ったことはあるだろう それと同じだ
と、言えば「それは違う。我々はこころの中で思うだけで間違ってもそれを実行に移したりはしない」
と返ってくるだろう しかし僕が思うに、それを実行に移さないのは良心の叱責などではなく
「殺した時の社会的リスク・デメリット」を暗算して自己保身機能がせき止めているだけなのだ
人殺しの半数くらいは、もはや失うものがなくなってしまい、
そのセーフティーの箍が外れてしまっただけだろう
どんな人間であれ、失うものがなくなり、標的が殺すに値するほど憎ければ
その「殺したい」という思いはあっけなく現実のものとなる気がする
すべての人間に人殺しの才能があると思う だから僕は人殺しがさほど怖くないし、憎めない
つまり僕にとっては、目の前に人殺しの前科者がいるよりも、
風紀委員だとか生徒会長だとかが突っ立っている方がよほどおそろしいのだ
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