消費せよ-消費せよ
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それこそが君を救うのだ!
本日の消費:仮面ライダー電王1-8話、BTOOOM!1巻、終ノ空の最序盤
本日の生産:一日一描、英語クンフー
電王、今のところハッキリ言ってメッッッッッッッッッッッチャクチャにつまんないっす。オーズを100としたら0.0000001くらい。まぁファイズも序盤は苦行以外の何物でもなかったから今後盛り上がっていくのだと信じたい。やっぱヒロインが暴力系だとキツイんだよなぁ。真理も序盤そうだったし序盤だと啓太郎もやべーやつだったから狂人アウトレイジでしたね。真の狂人草加が入ってきてから一気に面白くなったけど。あと電王は現状いろいろな設定をぼやかしすぎ。もう8話やぞ、「特異点」についてくらい説明してくださいよ!当たり前のように乗客がいるのも意味わからんし。ちょっと調べたら乗客については「時の流れに取り残された人々」というネタバレを食らったんだけど、そこに「中盤以降に明らかになるが、」と書いてあってぞっとした。そーーーーんな些細なことを中盤以降まで保持しておくのかこの特撮は?ストーリーにほぼ関係ないでしょ。おいおいおいおい。情報開示が遅い作品はどうあっても面白くならんぞ。わからないことを大量にばらまいてわからないままに進んでいくから今の所ついていけません。あれぇ~……電王おもしろいって聞いたんだけどなぁ……まぁ、まだ42話ありますから。まだあわてるような時間じゃない。
あとキャラクターの目的が全員不明瞭なのが最悪。モモタロスもキャラを掴むまで随分時間がかかった。敵の目的は「過去を変えて未来も変える」って言ってるけど、いやそれ手段でしょ。目的は!?「未来を変え」て、どうするんだいってことでしょ。しかもそれを防ぐのが電王なのに電王さんメチャクチャ過去改変しまくってるじゃないですか。プラスの方向なら変えてもいいっていうのかよ?オーナーに一応突っ込まれてるとはいえ、現状支離滅裂すぎる。TOX2の方がよほどまともでしたよこのへん。こっち24*50分ペイするんだから頼むよぉ~ほんとに。いまんとこカフェ?の超かわヨ聖人お姉さんくらいしか見どころさんがない。
BTOOOM!は「頭脳戦漫画」で検索して出てきたうちのひとつで、絵柄が好みだったからとりあえず1巻を試し読みしたんだけど、うーん。つまらないわけじゃないっすけど、個性がないというか……。「デスゲーム系漫画ジェネレータ」で容易に作成できそうなことしか現状やってない。特に主人公が空っぽすぎる。別にそんな頭も良くないし。時限爆弾であることにあんなに気づかないことある?「頭脳戦漫画」で「トリックのためにキャラクターの知能を下げる」のは最悪の手段すぎる。アクマゲームを見習って欲しいわ。読者が気づくことはもう全部登場人物が先回りして説明してくれるからねアクマゲームなら。今後面白くなるかもしれんけど、俺はもう……いいかな。せめて主人公が夜神月並の頭脳か冷徹さのどっちかだけでも持ち合わせていれば一気に面白くなれたと思う。デザインは完全に夜神なんだから。
終ノ空はどういう経路かというと、俺が10年以上前から大好きなキャラクター「ロロット・ローゼンクロイツ」のかわヨコンテンツを久しぶりに漁っていたら、ロロットの中の人が「高島ざくろ」というキャラもやっている(別名義らしいけど)というのを知って、誰じゃそりは?となって調べると「素晴らしき日々」というゲームに当たり、俺は最近Discordでフレンドがこのゲームをやっているのを知っていたので、誘引要因ダブルコンボでおーしじゃあやってみるかぁ~ってなって調べたら、そもそも高島ざくろは元は「素晴らしき日々」より前に発売された終ノ空というゲームに出ているということなので原点から辿らないと気が済まない俺は先にこっちをやっつけることにしたのだ。まぁこっちはそもそもボイスないっぽいんで遠回りすぎますけど。
内容:あ、あいタタタタタタタ~!イタすぎて多々良小傘になった。俺、「イタい」にはいろんな属性があると思っていて、ひとつは常々言っているChildishさというか、小学生のスマブラSSとかオリカビ小説とかそういうののことなんだけど、もうひとつがこの「ザ・厨二病」って感じのやつ。ただの厨二病なら俺は大歓迎なんだけど、今回のようなケースは「厨二病を見下す厨二病」という二重構造というか「俺は一歩引いていますよ」的な感じの、高二病と厨二病の境目みたいな所に位置するどうしようもないやつ。これは俺がずっと苦手。カントの「純粋理性批判」が何の前触れもなくブチこまれた瞬間思わず苦虫を噛み潰したような顔になってしまった。Ever17もたいがい哲学の話突っ込まれてたけど、これはもう物語の流れに関係するとかじゃなくてただ「哲学の持論を展開したいがため」にゲームそのものが拵えられているようなキツさがあった。因果関係が逆なんですよね、ゲームを盛り上げるための哲学じゃなくて哲学について話したいがためのゲーム。このゲームに登場するのは「キャラクター」ではない。「作者の代弁者」だ。すべからくすべての創作物はそうなんだけど、もうちょっと隠す努力してくれ~!ってなってる。まぁまだ最序盤なんでなんともいえませんけど……あとカントをcunt呼ばわりしたのが面白かったのでいいです。cuntって英語圏では、まぁ女性器って意味っちゃそうなんですけど、意味なんてない悪口とか悪態みたいなもんなんですけどね。「クソ!」が「排便!」を意味するわけじゃないでしょ日本語だって。あと今流行の「今のままではいけないと思います。だからこそ、日本は今のままではいけないと思っている」みたいな情報量ゼロの二重構文が多々見られる気がする。全知全能も語字るしよぉ。
まあ色々言ったけどグラフィックとBGMはかなり俺好みなのでまだ舞える。ちょっとあんまり体験したことのない痛さで殴られたので怯みましたけど、しだいに慣れていけると思うし物語としては気になる導入なのでちゃんとクリアしたい。
全体的に2000年代前半に散見された評論家気取りのゲーム辛口批判サイトみたいになっちゃったな。でもNot calling a spade a spadeができない質なんで許して下さい。おもしろいと感じたらおもしろいというし楽しけりゃ笑うし悲しい時は泣くし虚しい時は空っぽの空に潰されますよ。
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