幸福について-1
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数週間前、幸福について完全に理解したので記録的に書く
我々はまず人生の中で暫定的に「これさえあれば幸福になれる」という形で幸福を具現化する
お金、彼女、内定、学歴、色々あるだろうが現時点で手が届いていないものだ
そしてそれを持つ者を羨みながら自分を「満たされていない」と感じ生きている
結論から言うと、こんなことをしていてはいつまで経っても幸せになどなれはしない
「これさえあれば」が手に入って、期待通りの幸せになることはほぼ間違いなくないと言っていいだろう
まず、届かぬうちは届かないことによる不満足、届いている周りへの嫉妬などに苛まれ幸福ではない
そして届いたところで「ゴールに到達した」事による達成感は本当に一瞬もので、
あとはミステリー小説を読み終わったあとのような退屈、クリア後やりこみ要素もないようなゲームを
延々とやるかのような怠惰、空虚感、寂寥感に襲われるだけである
人間は「退屈」に対してかなりの嫌悪感を抱くため、これは想像以上に重くのしかかり故に幸福にはなれない
「人生とミステリー小説やゲームでは、スケールが違うのでは?」と思うかもしれないが同じことである
どれだけ大きな林檎の木であろうが、生っている赤い林檎が藍色になることはない
厄介なのは、人間はその構造上理屈が感情に押し負けるようにできているので、
これに気づいた所で自意識により嫉妬や退屈を払拭することはできないのである
要するに人間関係や権力争いの中に幸福を見出しているうちは永遠に幸福になれないのだ
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