墓標
この記事を閲覧するにはアカウントが必要です。
Twitterでは何度か言ったが、実は僕の人生は2016年8月に既に終了している。
終了というのは、「最終目標にたどり着き、エンドロールを見た」という意味だ。少なくとも、その地点までの人生の唯一にして最大の目的を、奇跡的なめぐり合わせによって果たすことができた。
それは、まーる氏のミニアルバム「U+」を手に入れる、というもの。これも何度か言っているが、僕がこの世で一番好きな歌は(プロを除けば)まーる氏の「ミミック」である。そして、一番好きな作曲家が彼だ。これは生涯、揺らぐことがない。鏤骨されている。今後いかなる運命が待ち受けていても、この主張を曲げることは絶対にないだろう。
しかし、僕が彼を知ったときには―正確には、ミニアルバムの存在を知ったときには、すでにアルバムの通販は終了していた。当然、オークションサイトにも出品されていない。おそらく販売された絶対数がよほど少ないのだろう。現にメルカリなど手軽なオークションサイトが登場した今になっても、彼のアルバムが市場に出回ったことは一度もない。
しかし、僕は手に入れた。その手段はここでは伏せておくが、誓って穢い方法ではない。むしろこの世で最も清い方法で手に入れたのだ。
あの時、僕の人生はたしかに快哉たる終わりを迎えた。常々「これが叶えば死んでもいい」と思っていたことが叶ったのだ。あの日からずっと、僕は生ける屍だったと思う。あとは消化試合だ。
ちなみに、「ツバサ」に限れば「cosmo-loid feat. 初音ミク」というコンピレーションアルバムにも収録されているため、そちらを購入すれば聴くことができる。今だから白状するけど、「開戦」はツバサの影響をかなり受けています。
Comments ( 0 )
No comments yet.