ワールドイズユアーズ
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道半ばで途絶えた足跡
辿ることと塗り替えてくこと
違いなんてわかりゃしないけれど
終わりなどない この物語
まだ枯れてはいない この愛
誰かに遺したい
「生きることは戦うこと」
って君は口ずさんでいたけど
そんなの死んだって同じこと
どこにいても僕は僕で在り続けるのだ
終わらないからだ
この世に歌があるのは
それは光と呼ぶには
あまりに頼りなく
微かすぎたけれど
一度きりの命を賭けるに価した
瞬く間に流転する浮き世
嵐の中 変わることない何か
見つけ出すのだ
等しく時間は奪い去ってく
ちぐはぐに並べられた記憶
無謀にも似た心は死なず
失われなかった愚かさを
誇りと呼ぶのだ
あいつは枯れてしまったと
誰かがせせら笑っていたけど
時間は所詮川の流れのよう
僕しか描けぬ人生は続いてくのだ
他人から見れば
ひとひらでしかなくとも
それは痛みと呼ぶには
あまりに自己中心的すぎたけれど
消えない傷は何かを愛した証だから
手放す気はさらさらないのだ
地獄の中 僕を導く何か
見捨てるものか
「僕の代わりなんてどこにでも」
って君は力無く笑うけど
そんなの誰だって同じこと
一世紀先の未来に誰もいないのだ
だからこそ僕は
「君」と出会えてよかった
それを答えと呼ぶには
あまりに僕らは
ちぐはぐすぎたけれど
すべてを捨てて
最後に残るものだった
瞬く間に流転する浮き世
嵐の中 変わることない何か
それは君だ
道半ばで途絶えた足跡
幾重にも連なり未来になる
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