ミソジニーカタパルト
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WARNING:
This article contains severe prejudice against women.
p5rの感想記でも読むか~→真への無慈悲すぎるヘイトスピーチ→無事精神終了
真アンチなんてはじめて見たわ。厭、アンチなんて言葉ではとても収まらないくらいの……「差別」でした、それは。セグリゲイションそのものでした。その日一日精神終了した。自分にあてられたものでなくとも、好きなキャラへの謂れのないヘイトは本当に気がやられる。
人のヘイトって何故こんなにも心が傷つくのだろう……。人、というか、女のヘイトな気がしてきた。感想記の筆者は例に漏れず女だったんですけど、なんなら腐女子だったんですけど、女のヘイトがとにかく苦手だ。嫌いとかじゃなくて苦手。「嫌い」っていうのはファイティングポーズじゃん。徹底抗戦する姿勢でしょ。私はもう、そういう立場も取れないくらい苦手。捕食者に怯える小動物のごとく怯えている。なぜって、女のヘイトって本当に、おそろしいくらいに慈悲がないのよ。男のヘイトで微塵の慈悲もないものなんて見たことがない。女のは、違う。一切の救いがない。嫌いな人間の命が眼の前でゴミのように踏み潰されても、かすかほどの罪悪感や憐憫を抱くことなく狂喜して笑うことでしょう。心底胸がすかっとすることでしょう。私にとって女性性とはそれそのもの。
世界一嫌いな人間と 世界一大事な人間を 一人しか救えない だとしても迷うだろう そういうもんだ 人として 良心があってこそ 良心が傷むのだ
親の顔より見た文ですが、私にとっての男性性には常にこれがつきまとう。
これはきっと、イデアとしての『女性』には絶対に理解できない概念なのだ。
男性だから思いつき、書けたリリック。女性には何が起こっても書けない。理屈はわからないが、私は芯からそう感じるのです。
そこが私のミソジニーの根源。とてもじゃないが理解し合えないと感じる。
なんだろうな……女のキャラ叩きって、観測者としての自分へ非がある可能性を一切考慮していないんですよね。not for meという概念がないというか、徹頭徹尾相手側に欠点があると盲信している。
たとえば私に嫌いなキャラがいるとするじゃん。(実際にはいない、ひとりも)そしたらきっと私は「これこれこういう点が私の思想と合致しないので、congenialでない」みたいなヘイトを吐くと思うんですよ。女性はこんな男々しい(おおしい)真似はしない。自分と思想が合わないから、とかではなく、「相手の思想が間違っているから当然のように嫌いだしこいつは嫌われるべきだ」というところまでいく。無慈悲。それが私にとってのフェミニティ。例えばルワンダ虐殺で、ツチ族・フツ族が相手の種族の家族を襲って夫の目の前で妻を犯したり、その妻を殺して胎児を引き出した上で「ほらお前の子供だぞ」と夫の顔面に押し付けたり食うように強要したといった蛮行があったことが記録されているが、これは残虐な行いではあるけど怖くはないんですよ私は。なぜなら行動原理が明確だから。楽しいから、快楽だから、面白いから、そういう純粋さから来ているわけです。モラル値を0に設定すれば理解することはできる。回路の動きが分かるということです。倍率が違うだけで、「いじめて楽しい」みたいな野蛮さは誰にでも有るものだから。
ところが女性が誰かを攻撃する時、どういう回路を通っているかわかりますか?「こうしなければならない」という、正義感。彼女たちの戦いには常に義がある。それがもっともおそろしい。男の残虐がアリを踏み潰して遊ぶ子供のそれなら、女の残虐は部屋に現れたクモを叫びながら叩き潰すそれ。眼の前の無実の命を叩くことに義が伴う。
女って「当然のもの」としてヘイトスピーチするんですよね。ヘイトと名がついてはいるが、ある種そこに悪意が無いのよ。悪気がない。男のヘイトは常に悪意か享楽が付き纏う。嫌いたいから嫌う、いじめたいからいじめる、が男なら、女は「嫌わなければならない存在だから嫌う」「いじめなければならない存在だからいじめる」のです。あるいは「私にはそいつを嫌いいじめる権利があるから」。またそれを発信することにも罪悪感が薄い。彼女らは怒りがそのまま正義の証明になるのです。ああおそろしい。くわばらくわばら。
……ええ、許してください。こうでも言わなければ真を侮辱された私の心の傷は癒せなかった。でも誰になんと言われようと「女のヘイト」は私にとっておそろしい。好き嫌い.comとかいう地獄のようなサイトも利用層は女性がほとんどなんでしょう?詳しく知らないけど。逆に男性が殆どの場所といえば2ちゃんねる(2009年調査で男性約7割)。同じアングラならハッキングから今夜のおかずまでの世界の方が私には合う。
あと女のヘイトってコンスタントなのよ。絶対に途中で萎れたりしない。一度発生した憎しみの火は、よほどのことがない限り墓場まで持っていかれる。男のヘイトは基本長続きしない。このへんも相まって恐ろしい。
少し、歩み寄る
さんざヘイトを書いたので、いい機会だから少し歩み寄ってみましょうか。
女から見た女のヘイトについての記述をサーフィンしてみる。
第一参加者: https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1156011016
ああ……根本的なことを忘れていた……。女って、男のことなんもわかってないんだった……。(ただし!これに関してはお互い様でしょう恐らく。男も女のことなんもわかっちゃいない)
極端に例えればあなたの元カノさんが花瓶をわったとする。
顔真っ赤にして涙目になってうつむき、謝る。
男性はその様子だけで許してしまうでしょう?
そして女は、花瓶をわったくらいですぐ泣いたり顔赤くする女より、きちんと謝りすぐにさっと自ら掃除して後始末する女が好きです。
このふたつが分かりやすい。
はっきり言っておく。(イエス)男だって後者みたいな女性のが好きだよ。恐らく例外なく。前者がウケるのは二次元だけです。
ただ、「許してしまうでしょう?」というのは、半分正解とはいえる。許す人は多いでしょう。でもそれは「騙された」とかではないんですよ。見え透いた猫被りであることは承知していて、そのうえで「見逃して」やってんすよ。forgiveというよりcondone。このcondoneのアクションを「男は簡単に騙される」と誤解しているのではないかしら。
よしんばそれを騙されると形容するなら、我々は手品を見てすげーと歓声を上げる良客と同じです。マジックショーにきて、最前列で睨むように手品を見つめて「タネはあれだ!!これこれこうしてるんだ!どうだ見抜いたぞ詐欺師め!」と叫ぶような観客の方がよかったですか?マダム。手品はタネ見破りバトルじゃないんですよ。魔法にはかかっておくのが正しい観客の姿勢。仮にタネが割れていたとしても。ぶりっこを許す男性がやってるのはそういうことです。許したっていうのは、approveしたってわけじゃないですからね。叱ってないだけだから。何故ならそれはアドラー的に言えば本人の問題なので。
では自分たちも「ぶりっこ」すればいいじゃないかと思うのですが、それはプライドや、仲間の目が邪魔をしてできない。
なんか……あれやな。FANBOXでボロ儲けする絵師に嫉妬する底辺絵師みたいだ……。
しかし、これはちょっとわかるな。わかるというか同情出来るというか。「プライド」っていうのは噴飯ものだけど、仲間の目は鬱陶しそうだ。誰も得しない相互監視にウンザリしてるのは同じってことですね。
私にも数少ない女性友人はいますが、その人も似たような事をこぼしていた。もしかすると女社会のことが一番嫌いなのは女性たち本人なのではないかとさえ思う。じゃあ壊せや自分らで!!なあ。誰か蜂起しないことにはどうしようもないでしょう。
https://president.jp/articles/-/37131?page=2
ははあ。女性が魅力的な同性に攻撃的になることは科学的にわかっているらしい。
それによると、自分への肯定感が高い女性の被験者は、魅力的な女性の応募者を低く評価することはなかった。それとは逆に、自尊心の低い被験者は、魅力的な女性の応募者をきわめて低く評価したのだ。
これまでの情報を総合すると、かの人(aka 自尊心の低い女性)も真の魅力に嫉妬してヘイトスピーチを撒き散らしたということになる。そう書くとforgivableだな。確かに真一番可愛いしな……。
やっぱ、あれだよ。ごめん、女は悪くないかも。女が悪いんじゃなくて女社会が悪いんだなこれ。人は社会の中で育ち、その影響を厭でも受ける。女社会という瘴気が彼女らを歪めていくのでしょう。慈悲を捨てなければ殺される世界。Yeet or be yeeted。
https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1150628266
こういうの見ると心底そう思いますね。光(質問者)VS闇(回答者)じゃん。
やはり人はみな「目にみえないぶよぶよしたもの」の奴隷という確信がまたひとつ強まった。いかんなぁ私も。もっと大局的に物事を見なければ……。
わたしをいじめるあなたは にくくない
あなたも ほかのだれかに いじめられてる
そのほかのだれかも また もっとほかのだれかに
わたしたちは みんないじめられてる
めにみえない ぶよぶよしたものに
おとなたちがきづかずにつくっているものに
谷川俊太郎 『ひとり』
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