ホンネ透けとるん
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【あらすじ】
遺骨中学校に通う夢みがちな少女、保峯穂音(ほねほね)は卓球部の先輩 来世逢にメロメロ。ある日友達に押されてついにアタックする。結果はなんとOK!天にも登るような気持ちでウキウキで帰路に着く穂音。「雷でもブチ落ちてこない限りこの幸せが壊れることはないわ!」と叫んだ瞬間、ばちーん!と物の見事に雷が直撃。あまりの理不尽に、漫画的エフェクトで骨だけになりながらも泣きながら神に訴える。「こんなのってあんまりよ!神様、お願い、まだ生きていたいの!どんな風にでも良い、お願いしますぅ〜!」ぷすぷすぷす……と煙が晴れたそこには、骨エフェクトの状態のままの穂音が!「え!?神様処理間違えてない!?もう雷当たってないよ!?」しかしどれだけ叫んでも骨だけ人間のままもとに戻らず……こうならヤケじゃと包帯グルグル巻きで大怪我をしたってことにして誤魔化して登校する。案の定、ミイラ女だミイラ女だと死ぬほどいじられる穂音。「せっかく先輩と付き合えることになったのに、こんなホネだけ人間改めマミーじゃ私の勇気も無駄骨……ううん、あたし諦めない!ホネだけなっても、骨身を惜しまずホンネでぶつかって先輩を骨抜きにしてやるわ!」肉を切らせて骨を絶つ!骨を休める暇もなし、穂音に明日はあるのか!?(←多分なぃ…笑 (;^_^A
【総評】
80年代のギャグ少女漫画みたいなはっちゃけ具合。遺骨中学校とかいう名前の時点でイカれている。絶対に誰も子を入学させたくないだろそんな所。ただ、テンポが異常に良いので見やすい。短く纏まっているし、コメディものとして吹っ切れているので、かなり気楽に楽しめる。所々ボーボボのような狂気の渦が襲い来るが、それもなんだか一部の人には病みつきになりそう。正直オチは「お前それが言いたかっただけだろ」感はある。
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