プラムナイフ仮
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愛はなぜこんなにも こんなにも 僕を焦がすの
アイスピックで一刺し 心殺す一言
ハンプダンプが転ぶ そう転ぶ 無様な孤独
パンチラインが足りない 誰にも届かぬ声
泣き笑いばっかで誰にも見えない僕等に明日は無いよ
嗚呼 毎度の嘲笑う太陽 突き刺してしまえ
愛したいんだったって
おもちゃ箱の中 遠く遠くで響いた声が
どうしたって離れてくれないな
ついた傷も忘れたのに
痛みだけは消えちゃいないな
信じたいものばっか積み上げて
濁った海を征く魚
うまく泳げずに泣いている
群がった烏 廃墟の街
意味などないとも知られずに
声を亡くしたサンタマリア
広場に唄は鳴り止まずに
呪われた日々にただ嘆く
輝きたい事 殺せずに
遠くなって 忘れてしまった言葉と九月の夢
昏くなって 隠れんぼばっか上手くなって嫌になるな
「前倣え」 倣えりゃよかったが どうしたって僕のままだ
さぁ いよいよ逃げ場など無いな 泣き疲れた声
許したいんだったって
僕等の隙間は 一人ぼっちじゃ足りなくなって
どうしたって埋まってくれないや
傷ついたのがお互い様なら
馬鹿みたいだって泣いてたいや
愛したもの嘘にしないように
僕等のプラムナイフは
刺し違えてばかり傷だらけだ
それでも その全てを
血を流したまま愛してやりたい
笑いたいんだったって
封じ込めたのだ 誰にも見つけられないように
そんな僕等は此処でおしまいだ
愛してくれと声枯らしたら
笑っちゃう程に呆気ないな
傷つけ合う覚悟背負ってゆけ
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