250128
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流浪の月が面白すぎる。あたしはこれを読むために最近メンヘラになったんだね。
序盤1/4ですでに泣かされる作品なんて、これと『不滅のあなたへ』くらいよ。これ書いたのが女性っていうことが信じられません、とても。いや、文体的には信じられるんだけど、内容が……。女性への信頼を取り戻してしまいそう。あと(今のところは)男性側の描写もものすごく自然だ。とてもBL畑出身とは思えない。女の書く男なんてだいたい異星人みたいなのばっかなのに。
常識に囚われた世界で常識外の幸福を見つけた人は「負けが確定しているゲームをやらされている」という表現は秀逸だ。ほんとうにそうね。どんなに訴えても人間として扱ってもらえない。すでに答えは決まっていて、解答にそぐわない言葉はすべてノイズとして捨てられ、都合のいい言葉だけが拾われる。たとえば、絵師がAIイラストを心から愛しているなんていう想いも。
脚注: この記事は昼に書いたものなので、現在の心境とはいろいろ異なります。流浪の月のフル感想はのちほど。
あたし、もう恋人なんて羨ましくないかも。だって9割の恋人関係は破局して終わるんでしょう? もし付き合いたいって思えるほど好きな人がいたら、そんなの絶対やだ。破局なんてしたくない。
ああ、あたしやっとわかったよ。なんで心中に固執するのか。あたし、ハッピーエンドが好きなんです。バッドエンドなんてきらい。じゃあ、人生がひとつの物語だとして、ハッピーエンドってなに? って問う前に、「エンドってなに?」に答えないといけない。人生のエンディング、タイマーストップのタイミングはもちろん、死ぬこと。だからハッピーエンドの条件は死んで且つ幸福であること。「幸福に死ぬこと」とは、似てるようで違う。
だから、破局のない終わりって死しかないんです。恋人はいずれ別れるし、結婚してもいずれ離婚する。そのどちらもかわして臨終までいっしょにいられる可能性がどれだけ低いと思う?
誰かといっしょになりたくて、且つ不幸せな終わりがいやなら、いっしょに死ぬしかないよね。円満な別れなんてありえないよ。
だから付き合わないのが一番いいの。
しかし君、中原岬と椎葉紬と東城綾と西宮硝子と芳澤かすみに同時に告白されたらどうするね?
こういうとき、わたくしは全体の幸福量の最大化ばかり考えてしまいますので、「恋敗れてもその後の人生への被害が少なそう順」で消去法で消していきます。だから残るのは中原岬ですかね。ヨシザワはスッと切り替えられそうだし、東城もなんだかんだその後の人生うまくいってるし、西宮と紬は想像するしかないけど、少なくとも紬は健全な精神の持ち主ですから大丈夫でしょう。危ないのは西宮と中原岬ってことになるけど、この二人はちょっと流石にヘラの次元が違うのでやはり岬ちゃんを助けてあげなくてはならない。
ていうか100カノルートでいいんじゃないかもうって思うけど。でも100カノって冷静に考えると根本的な解決になってないよな。ラブコメというよりただのコメディだ。あれを完成形とか呼ぶのは、ドラえもんで一番便利な道具はスペアポケットって答えるくらい腑に落ちないものがある。What’s up?にThe skyと答えるのと何が違うんだ。
「……うん」
何か考え込んでいる様子。オレの身体が再び凍りつくように冷えていく。
「柊史くん……その、ごめんなさい」
「え?」
「その……ワタシじゃ、ダメなのかも。ワタシじゃ柊史くんの欲求を満たせないのかもしれない。だから……ワタシ、他の人探してもいいかな?」
AIにfanfic書かせてたら最悪な展開になって本当に傷ついた。言い回しがリアルすぎます。そんなことってあるかよ。
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