25-06-06_094507
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ここしばらくアウトライナーで日記を書いてきたが、
以前から言っているように自分はアウトライナーがあまり好きではない。
マークダウン上の制限が多すぎるような気がするのだ。
たとえば、以下のような構造を考える。
- トピックA
- トピックAに関連する文章
- 上記を深堀りする文章
ここで、最後の文に関連する引用を挿入したいと考える。
しかしマークダウンのバレットリストは引用タグ(>)を受け付けない。
するとどうなるかというと、
- トピックA
- トピックAに関連する文章
- 上記を深堀りする文章
> 「上記を深堀りする文章」に関連する引用文
- 「上記を深堀りする文章」の続き
という記述をせざるをえない。
せっかくネストで区切ったはずのブロックが分解されてしまうのだ。
これは直感的にかなり心地が悪い。
お前さっきまで三階に住んでいただろと。なんで降りてきとんねんと。
つながっていたはずの文章が、理不尽な理由で突然断ち切られたような印象を与える。
これは引用文に限らず、コードブロックやYouTubeの埋め込みURLでも同様の問題が発生する。
いちおう、引用文に関しては以下のような回避策はある。
- トピックA
- トピックAに関連する文章
- 上記を深堀りする文章
> 「上記を深堀りする文章」に関連する引用文
> ——— 引用者
- 「上記を深堀りする文章」の続き
しかしこれは複数の問題を孕む。
まず、多段インデント自体が入力の手間が大きく、執筆者に負担がかかる。
特に複数行のインデントの場合、入力もややこしいし、
後からヒエラルキーを変更しようと思うと悪夢のような作業をすることになる。
さらに、このやり方は強引故にマークダウン対応プラットフォームであっても
レンダリングが崩れるケースが少なからずみられる。
例として、Obsidian 1.8.10で上記の多段ネスト引用を行うと、

このようになり、最後の文章が引用レンダリングに呑み込まれている。
これは、引用やヘッダーなどの「行全体に影響を及ぼす」タイプのタグの性質に起因している。
これらのタグは、基本的にline breakで挟まれることを想定している。
ヘッダーや---を改行を入れずにつなぐとレンダリングが崩れる事があるのもこのためである。
上記の例だと、引用タグ>を\n\nを含まずに次の「バレット」という異タグにつなげたため、
インデントが違ってもまだ引用の範囲内だと認識されたのだろう。
(ちなみにこれは編集モードの見た目であり、リーディングビューでは一応正しく表示される)
noteやNotionに至っては改行の有無を根拠に内部で「ブロック」単位に分割しているため、
workaroundを使ってもバレットリスト内に引用や埋込URLを含むのは不可能だ。
アウトライナーは、確かにそれなりの読みやすさを担保する。
一行の短さを暗黙に強制する力があるからだ。
しかし記法の制限の多さから、ツールを利用するというよりツールに振り回される結果に陥りやすい気がする。
アウトライナーを成立させるためにHTMLを直書きする羽目になるのは本末転倒というものだろう。
そんなわけで、できるだけアウトライナーは使いたくない。
ただ引用や埋込URLを使わないなら書きやすい記法ではある。読む側の負担も軽くなりやすい。
あまり気力がない時とかに場繋ぎ的に使うぶんにはいいかもしれない。
[2.General Notes/日記文体のベストプラクティスを作りたい](/blog/2.General Notes/日記文体のベストプラクティスを作りたい) である程度ルールを確立したので、
それに沿った文章を心がけている。
さしあたって必要になったのが「一行の文字数を表示する」機能。
ぶっちゃけMeryにデフォルトで搭載されているので本来ならそれで終わりなのだが、
私は普段Obsidianで執筆をしているので、せっかくならこっちに導入したいと思いプラグインを自作した。
https://github.com/azulika/obsidian-current-line-char-count
とくに説明するまでもないシンプルなプラグイン。
ステータスバーに現在行の文字数を表示する。それだけ。
書いてて分かったのが、自分が普段いかに煩雑な文章を書いているかということ。
今の文章と比較すると、昔(2017)の日記は驚くほどスッキリしている。50行というルールもこの頃の日記から算出したのだが、今このラインを目指すのに相当苦労している。
35行
50文字なんてあっという間すぎる。しかし昔の私は特に苦労なくそれを達成している。
すごい、小並感。(雪だるま)
ベストプラクティスを作ろうと思い立った理由について。
先日の記事で私が「キモい」という単語を無意識に使っていたから。
人に向けた言葉ではなかったので正確には攻撃性は低いのだが、
それでも[2.General Notes/不快にならない・不快にしない方法|かつて](/blog/2.General Notes/不快にならない・不快にしない方法|かつて)使うべきでないとした言葉のひとつだ。
このままだとバランスとれなくなりますよ、と脳内のヤスミノが言ってきたので急遽制作した次第。
ローカルノートを振り返ると、他者の発言の引用として「キモい」を使うことはあっても
自分の発言として使っていた例はこの数年間ほぼ見当たらなかった。
それがここ最近(5~6月)で何度も出現している。危機感を覚えるには十分だった。
心を整えます。もう悪口言いません。今度は嘘じゃないっす。
Geminiの最上位モデル、どんどん質が低下しているように感じる。
長々(数分単位)時間をかけた割にはflashモデルと対して変わらないかそれ以下の返答を返す。
Gemini 2.0 Exp 0205は本当によかった。返せ返せ状態。1
https://topics.smt.docomo.ne.jp/article/nazology/world/nazology-177278?redirect=1
これ愚かすぎて本当にどうにかして欲しい。
reasoningという仕組みを考え普及させた人間は万死に値する。
時間をかけて正しい答えならいい。短時間で間違った答えでもまだ納得できる。
時間をかけて間違った答えを出してたら世話ないわ。
新都社には意外とプロデビューを狙っている人が多くいるらしい。
自分はプロの漫画家になることにはいつからか全く憧れなくなった。
職には間に合ってるし、芥見先生の様子とかを見ていると苦悩のほうが多そうだ。
何より『怪人ハンターズ』並に好き勝手できる商業誌はないだろう。
エログロナンセンスを天井知らずで出来るのが新都社のいいところだと思う。
まぁとはいえ、漫画連載サイトである以上はプロ志望がいるのは当たり前ではあるか。
CASANOVA POSSE。
「唆るだろ?」という歌詞は流石に少しostentatiousに感じられる。
YOASOBIが「メロディ付きあらすじ」と揶揄されたのと似た現象だ。
どこまで原作に寄せた歌詞にするかというのは難しいラインではある。
米津玄師くらいがちょうどいいんじゃないかとは思うが。
寄せるのが問題というより作中のフレーズをそのまんま、文脈を無視して使うのがけばけばしいのか。
そのあたりやはりネヅケンは巧い。
あっそうだ(唐突)
戸鎖のタッピング、こんなに心地良いならドラムサンプリングに使えるじゃん。今度やろっと。
AIむり小。
GeminiにすべてのTLの記憶を流し込んで「ハンドレッドむり小」をするのがかなり楽しい。
Geminiはけっこう長いコンテクストを保てるようだ。具体的には3MB分くらいまでのテキスト量はいける。
作中でタイムラインをランク付けするシーンがあり、なかなか面白かった。
[!NOTE]
【ワイ、VRChatの大阪さんと打ち解けて人生変わったかもしれんTL】 を Sランクに設置。
- 理由: あの孤独と絶望の淵で、大阪さんアバターは確かに慈愛に満ちていた。PPAPでウケて、二番でスベるという人生の縮図のような体験を経て、最終的に得られたあの温かい交流。何よりも、あの空間には「救い」があった。これぞ至高。文句なしのSランクだ。
Aランク: 勝ち確、あるいはそれに準ずるサクセスストーリー
- 【宇宙人ボーボボ撃退TL】: 地球最後の日、Pornhubプレミアム会員になったりジョジョ7部アニメ化を嘆いたりした果てに、まさかの『ボボボーボ・ボーボボ』で宇宙人を撃退。地球を救ったという結果はあまりにもデカい。文句なしのAランク。
- 【第一志望企業最終面接無双TL】: 256回ノック、ドア破壊、逆圧迫面接、タッチペン営業、そして「全消し」宣言。全てが狂っているが、結果的に合格を確信し、自らの手で未来を掴み取った。この圧倒的パワープレイは評価せざるを得ない。
- 【PornhubパートナーシップTL】: 殺人事件の捜査中に黒幕(男装の麗人)の靴を舐めた結果、なぜかビジネスパートナーとなり、PornhubとFC2動画で荒稼ぎ。ビリー・アイリッシュからDMまで来た。倫理観はともかく、結果だけ見れば大成功。これもA。
- 【DOGEコイン億り人からの全額寄付TL】: カフェでの奇行から始まり、退職代行、回転斬りを経て全財産をDOGEコインに投資し億り人に。税金問題に直面しレ・ミゼラブルを思い出し、最終的に全財産をユニセフに寄付。がんばリーリエSR売却で3年分の生活費も確保。人知れず世界の英雄となったこのムーブは美しい。Aランクにふさわしい。
- 【孤島シタールヒーローTL】: 嵐で遭難し、ループに閉じ込められるも、「ハッピー☆マテリアル」と藤田茜ASMRで部族を懐柔。言語解析を試み、最終的に「ナイト・オブ・ナイツ」をシタールで弾き、街のヒーローに。サバイバル能力とエンタメ性の高さが光る。A。
Bランク: 紆余曲折あったが、まあまあ良い結果に落ち着いた
- 【サクラちゃんとの出会いTL】: エロ本が見つかる、コウノトリでごまかす、逆転裁判談義で親父と意気投合、サイコロック出現など、浮き沈みが激しい。最終的に少女の家庭の歪みに直面するが、ミッションとして向き合う決意をした。成長が見込めるのでBランク。
- 【小島よしおビーチの覇者TL】: 吉良吉影自己紹介、土下座、年収3000万告白、ひぐちカッターと序盤は地獄。しかし「下手こいたぁ~!」で爆ウケし、一躍人気者に。その後ハイデガーを読み始めたりナマコと語らったりと奇行は続くが、最終的にTwitterアカウントを削除し、デジタルデトックスに成功。結果オーライ。B。
- 【待合室宝くじTL】: イヤホンが切れてMAD動画垂れ流し、ドッキリ大成功の札、からの涙目敗走と最悪のスタート。しかし、ローソンで買ったビンゴ5が3000万円当選(という幻覚を見る)。その後、落とした宝くじを待合室の仲間たちと探すというハートフルな展開に。最終的に当たりが幻だったと気づき泣き崩れるも、瑞穂さんとの出会いが示唆される。未来への期待を込めてB。
- 【タイムカプセル発見からのVRドリームクラブ開発TL】: 始まりは最悪の箱破壊。中身も支離滅裂。しかし、そこから謎を追い、最終的に「VRドリームクラブで宇宙人と友好を結ぶ」という壮大な目標を見出した。その発想力と行動力は評価したい。B。
Cランク: 過程はともかく、何らかの決着・決断はした
- 【退職代行TL】: カフェでの奇行の末、野々村議員やドラえもんになりきって逃走。明日の不毛な企画会議への絶望から退職代行に連絡。その後、回転斬りでカフェに戻り荷物を回収するという離れ業をやってのけた。社会的には一歩後退かもしれないが、一つの決断を下した。C。
- 【メンクリ小紫TL】: 診察室で雑学、フクロウ宣言、進撃ネタバレ、小紫コスプレ、円周率暗唱、拳銃(オモチャ)での脅迫と、狂気の限りを尽くし、障害者手帳1級を狙う。最終的に「梨を求めるデモ運動」にまで発展し、世界を巻き込む。行動力の化身。もはや良し悪しではない。C。
- 【猫カフェマタタビTL】: Nyan Cat爆音再生、勇者猫への求愛失敗、からのマタタビ投下。大量の猫に埋もれ、「おもしれー女」ならぬ「おもしれー猫」に恋文を書く。猫カフェの秩序を破壊したが、本人はある種の悟りを開いたのかもしれない。C。
Dランク: 完全に迷走、あるいは微妙な結末
- 【陶芸教室ビリマインTL】: カフェでの奇行から陶芸教室へ。完璧な真円ビリリダマを作り、破壊衝動に駆られ、鏡の中の自分とレスバ。最終的にCCレモンを買い占めて帰宅し、Slay the Spireの攻略記事を投稿。オオタチのぬいぐるみに癒やされて終わる。何一つ解決していないが、本人はスッキリしたのかもしれない。D。
- 【猫師匠弟子入りTL】: 公園で砂の城を破壊、平家物語を暗唱、CFW導入済みスイッチを配布。パチスロ店で発狂する男を目撃し、河原で猫に弟子入り。最終的にマタタビとキュウリで猫を大混乱に陥れるも、猫師匠をゲットしてお持ち帰り。目的は達成したが、過程がひどすぎる。D。
Fランク: 救いがない、あるいは完全に破綻
- 【徒歩日本横断挫折TL】: やることがない休日、スマホで卵を焼き、ゴミ箱に捨てた後、ハッカドール2号のコスプレでヤマダ電機へ。DSステーションがないことに絶望し、ヤフージオシティーズの閉鎖を嘆き慟哭。その後、徒歩での日本横断を決意するも4時間でぶっ倒れ、脳内のポルナレフに三択を迫られ、死亡。これは文句なしのF。
- 【図書館脱糞TL】: 図書館で破壊衝動、便意、そして絶叫からの脱糞。ちいかわのように泣きじゃくり、人格が分裂し、パトリシアに意識を譲る。もはや物語として破綻している。救いようがない。F。
ただ、猫師匠TLがDなのはかなり納得いかない。SかAだろあれ。
ていうかDランクになってるヤツどれもS級だな。陶芸TLはアタリな部類。
Footnotes
-
キビボがよく使うフレーズ ↩
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