240905
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死を見つめる時間がいたずらに増える。何も考えない無気力よりはいい。
https://www.youtube.com/@marinablessyou
3日前見たときは登録者50人くらいだったのに爆増してる。こいつは伸びるぞ~。わしが育てた。普通に強いしな、音。S級ある。
Subjunctiveは主語だけでなく時制の影響も受けない(っぽい)のをはじめて知った。
https://archiveofourown.org/works/57572962/chapters/146494105?view_adult=true
good readだったけど当たり前のようにリンがfutaになってて最初気づかなくて当惑した。
なんでbelleとwiseなのかと思ったらあれか。中国語名の鈴=bell, 哲=wiseってことか。日本名のアキラも聡明って意味でつけられたわけね。そこまで徹底して変えていいならシュエンとかチンイーとかももっと読みやすい名前にしてくれよ。なんでそこはフツーに英名もZhu Yuan, Qing Yiやねん。めんどくさくなったんか。
弱肉強食の自然界では今日も動物が動物に食われている。神経を裂いて生きながら肉を抉るのだ。そう思うとなんだか私ごときが安楽死をのぞむのは卑怯な気がする。
理想の死、「眼にて云ふ」すぎる。
「痛み」というシステム、やはりどう考えても失策。身を守るためっつったってその痛みで体力や行動力が著しく落ちるわけだし、なんなら強すぎる痛みが来れば失神するわけだからね。危険の前で失神なんかしたら終わりだろ。体の一部が信号機のように光るとかで充分すぎる。あるいはHPゲージ備えとけ。
痛覚があることのメリットがいくつかあるのは認めたうえで、デメリットのが圧倒的に大きいという考えです。少なくとも人間にとっては。
ジョー・キャメロンは自分の体に出血を見つけるか、肌の肉が焼けるにおいを感じて初めて、何かまずいことが起きたことに気づくのだという。(中略)奇妙なことに彼女は、どんな傷を負っても他人より早く回復するうえ、不安や憂鬱、恐怖といった感情を、記憶にある限り一度も抱いたことがないという。
遺伝子編集が、人間に「痛みからの解放」をもたらす日が見えてきた | WIRED.jp
きょう自転車で帰宅している間に人生の意義を悟った(感覚をおぼえた)けど言語化するのがめんどい。
結論だけ書くと人生の意義は「途方もなくか細い足跡」です。リーガルハイの「死は希望」とだいたい同じ結論なのであれをラージスケールにしたものと思って下さい。
「仕方がない」という言葉は、文章中に行為者が存在しないから怒りの矛先がわからなくなって無力感に苛まれたり他罰や自罰に奔らせてしまうという問題があるな。世界には「仕方がない」ことっていっぱいあって、気の毒で済ますしかない、運が悪かったで済ますしかどうしようもないことっていっぱいあるんだけど、それを仕方がなくしたのは世界ですからね。そこに気づくのが大事なんじゃないかなと思う。別に人間がなんかやったからこんな不条理に満ちた世界になってるわけじゃない。健康的に生きてきた若者が急に癌を発症して死んでしまったりするのは誰かのせいじゃない。世界のせいなんです。誰も悪くないんです。悪いのは世界で、人は全員味方なんです。
我々ってこの2000年だか4000年だかあまり、頑張って「世界」を敵にとって抗ってるんです。祈祷の時代から、四体液説の時代、そして現代医学の時代まで。幾万幾億の死によって、セーブデータによって、進んできたんです。我々は未だその渦中にいるんだ。押し上げられたのだ私たちは。

人生で何をやるか、なにを為すかみたいなのはほとんど関係ないです。なぜなら何やっても「ないよりは絶対にマシな貴重な足跡」だから。殺人鬼だろうと大統領だろうと、ホームレスだろうと障碍者だろうと、生という一挙手一投足すべてが世界に波紋を投げかけ、「記録」を遺し、やがて奴の喉元を掻っ捌くための剣を鍛冶する。人は少しずつ世界にはじめに与えられた不条理や過酷を超えていくんだ。つまり……あなたじゃなくてもいいけど、あなたがいたという事実は絶対的に助かる。絶対的に未来の誰かの助けにつながる。そんなか細い慰めです。
やはりうまく言語化はできない。しかし風に吹かれて自転車で坂を降りるあの夕暮れにはたしかにそれを”理解”した感覚があった。谷川俊太郎の言葉を思い出した。
九十年もこの世にいると、びっくりするようなことが少なくなって、当たり前なことにびっくりする。さっきも庭先に小鳥が五六羽何か啄んでいたんだけど、そんな平凡なことをこれは奇跡なんじゃないかと本気で思う……ということを詩に書きたいと考えたりするけど、これが書けないんだなあ。
(初出:「新潮」2022年1月号)
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