20231226
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興味深いデータを見つけた。上はクリスマス期間とそうでない期間の人生満足度調査の差、下はemotional well-beingの差です。
なんとなく、仮説があったんです。クリスマスって実は人を不幸にしているんじゃないかと。調べたらそれは真だった。ヨーロッパ11ヶ国にとった母数3万人の研究。
https://link.springer.com/article/10.1007/s11482-015-9441-8
これまでの人生、一度だって楽しいクリスマスなんてなかった。
???
敬虔な彼でさえそうだったのだから、クリスチャンの満足度上昇が誤差レベルなのを考えても基本はガッツリ下がるものと見て良いでしょう。なんてこった……。
やっぱり他人の幸福は毒ですね。いや、この表現は適切じゃない。他人の幸福も発現次第で毒にも薬にもなる。ただクリスマスは毒の性質の発現が多いようだ。
2005年のハーバード大学の教授の論文でも「隣人達の収入が上がることは、自分の収入が減ることと同じ程度の不幸をもたらす」と書いてあるらしい。
いろいろ見てると、なんとなく解像度があがってきたな。「他人の不幸は蜜の味」って言葉があるじゃないですか。akaシャーデンフロイデね。ありゃあ不正確だわな。ヒトにそういう性質があるのは間違いないよ?線条体が反応しちゃってんだから。しかし「他人」という言葉は広すぎる。実験に拠れば、人の不幸に線条体が反応するのは「妬ましい他人」に対してのみです。誰彼構わずではない。自分より不幸な境遇にある人や、大切な人が不幸になってもシャーデンフロイデは発動しないことがわかっている。他人の幸福に関しても同じ。妬ましい他人の幸福は疎ましいが、大切な人の幸福は喜ばしい。
ローカルノート, 昔の私
やはり不幸の源泉は他者との比較にありますからね。大量の他者が頑張って幸福であろうとする日にみんなが不幸になるのは自然かもしれない。
なんか常識が通用しないもんだなぁ統計というのは。クリスマスは不幸の源で、金持ちになっても幸福にはなれず、ガムを噛めば幸福になる、か。どういう回路?
私の幸福学は既知の情報に基づきつつ、矛盾しない範囲で自分なりのルーティンを作り出すことなのだが……。とりあえずphysiological sigh, ガム, ハグ(ぬいぐるみ)などは取り入れている。
下書きが悪口大会になってしまったので書くことがなくなってしまった。(どういうピタゴラスイッチ?)
Obsidian1.5でテーブルが使いやすくなると聞いてwktkしてたけど思ったほどでも……って感じだった。そもそもテーブル機能が使いやすかったことってどんなアプリにも限らず有史以来一度もないらしい。
2hopプラグインがだいぶ優秀になっていたので久々に新規プラグインを入れた。いいっすね~。

scrapboxっぽいリンクを作れる
だいぶ、だいぶタスクが片付いてきた。「やるべきこと」、所謂urgent and importantなものは今年一年でだいぶ降ろせたんじゃないでしょうか。4年くらいずっと言ってた3rdアルバムを出せた。13年続いていたあるプロジェクトが終わった。(これは詳細は伏せる)そろそろ去る頃かもしれない。
私は何度も、そうそれこそ2010年頃から、何度も何度もインターネットをやめるといっては失敗している。それは『世紀末の詩』で指摘されたように、「寂しいから」だ。人は本質的に孤独で、寂しさを癒せなければ生きていけない。そのためならどんな手段にでも打って出てしまう。どんな手段にでも……。
私はいま寂しい。どうしようもない寂寞を感じている。理由はわからない。ただ、寂しい……。
マレーシア……そうだな、マレーシア、クアンタンがいい。 なんでもない海辺に家を建てよう。買うだけ買って手をつけてない本が山程ある。一ページずつ、今までの時間を取り戻すようにめくるんだ。
……疲れた。疲れたな。そう、疲れたんだ。もう充分やったさ。

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