20231118
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あやとりが楽しすぎて人生が豊かになった。
https://www.youtube.com/watch?v=-SFGyd8dLqs
これASMR?
裏技ですが、二重あやとりで『星』の直前の段階(手裏剣)で真ん中下を引くとバッグが作れる。これ私がはじめて考えた?わけないよな~。多分あるでしょう。
大人になってからあやとりやると子供の頃の記憶よりずっとヌルゲーということがわかり、強くてニューゲーム感あっていい。ハシゴも余裕で作れる。でも糸巻きは無理ゲー。長さ的に無理や。
今の子ってあやとりとかやったことあるんかなぁ。上記のような動画があるってことは保育園とかで教える事はあるんかね。子供にあやとり教えようとして「ホロライブがいなかった時代の貧しい娯楽の話?」とか言われたら泣いちゃうかも。
みもりあいのがASMR専用チャンネル作ってるの今知った。ていうか既存チャンネルをゲーム専用にしたというのが正しいのか。犬飼ってるんですよね彼女。いいな~。犬飼ってる人に悪い人はいないからね。アドルフを反例に挙げられることがあるが、知った上で言っています。
https://www.youtube.com/watch?v=7-osyOY-III
早くこれになりたすぎる。It’s too good, you can’t be Japaneseって言われてぇ~。
iPadを買えば毎日絵が描けると思った。間違っていました。私は液タブを買うべきだったんだ。PCと直接連携できないということがどれだけ不便か買った後にわかった。我らが朝比奈吉利もiPadではなく液タブを使っている。その事実にもっとはやく気付いていれば……。
『余命10年』を読了した。
だらだら読んでいたから二ヶ月くらいかかった気がする。今日は千恋万花があまりにもつまらないので逃げるように本書を取った。残り100頁くらいあったところから一気に全部読んだ。
一応ネタバレありでレビューするので注意。感情的な感想だけ先にいうと、めちゃくちゃよかったです。Prime会員は確か無料で読めるので今すぐ読んでください。
前作(刊行順だと次回作)の『生きてさえいれば』がよかったので流れで読み始めたんだけど、なんというかまあ……前作然り、壮絶ですよね本当に。すべてが噛み合ってる。私、基本的に芸術作品において作者という存在はノイズにしかならないと思っているたちなんですが、この小坂先生は数少ない例外だと思う。ノイズどころか作品の価値を何倍も高めている。
どうも私が読んだのは加筆修正版らしく、2007年発刊のものから大幅に追記があるらしい。具体的には最後の方のシーンなんだけど、修正前は知らないが私はこっちを読んでよかったと思う。ぶっちゃけ本作は中盤くらいまでは微妙だったんだけど、終盤一気に面白くなった。これがええんや。終盤面白けりゃなんでもええねん。わかってんのかゆずソフト!!!(とばっちり)
生きてさえいればもそうだけど、なんていうか……ハッピーエンドでもバッドエンドでもトゥルーエンドでもない落とし所というのがこの作者は物凄くうまい。『進撃の巨人』がやろうとしたことをもっともっと上手くやっている感じ。中盤までは割とオーソドックスな展開が続き、終盤で突然まったく読みが利かなくなる運転に奔るという異端の執筆感性。しかもただ暴走列車になるんじゃなくて、実際的な展開は読めるんだけど内情的な展開が読めないという、口頭では説明しにくいんだけどすごいハイレベルなことやってます。
とにかく、なんかもうよかった(語彙/zero)。小坂先生は二作しか出せなかったけど、二作とも遜色ないクオリティで同値で面白いって結構凄いことですよ。それこそ生きてさえいれば、傑作を次々と出せていたに違いない。そう考えると惜しい。
私は普段女性作家の作品はつまらないと散々こき下ろしていたが、ここ数年はむしろ女性作家にしか当たりがないくらい変わってきてる。単純に自分の感性が変わったのか、狙い撃ちがたまたまうまくいっているのかはわからない。
本作の好きな所いっぱいあるんですけど、一番好きなのはやっぱり最後の最後ですよね。余命10年ってタイトルでさ、まぁ死ぬのはわかるわけよ。そりゃ死ぬわな。でも、死ぬにしてもさ、普通家族に囲まれて幸せに逝くとか、あるいは逆張りするにしても苦しみに耐えかねて自殺するとかそういうアバンギャルドに持っていくしかないわけじゃん?凡夫な頭からの考えでは。本作のすごいのは、「苦しみながら死ぬ」というような逆張りも「家族に囲まれて逝く」という順張りも混ぜ和えたこと。つまり「家族に囲まれて、苦しみながら死ぬ」のです。この答えがあなたに出せますか?しかも最後の最後、最後の最後に襲った感情が、若い女への嫉妬と「私は間違っていない」という自己暗示。こんな……こんな終わり方ってあります……?でも、それは突飛な衒いなんかじゃなく、確かにそれまでの300頁で積み重ねられたものの総決算なんですよね。いやあ天晴。和人が別の人と結婚したという所まで含めて、何もかもがリアルよりリアルな話だった。無慈悲な部分も多く在るんだけど、それらが恣意的でないというか、お涙頂戴のためのものではないというのが作家の技量で伝わるという凄まじい作品だった。作品として云々ではなく作者の伝えたいという想いで捻じ伏せる。きわめて「女性作家らしい作品」でありながら、炎のように熱い、romanceではない何かが伝わる良作でした。
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