脳内物語を忘れてしまいそう
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https://www.youtube.com/watch?v=wxJLT5Ip5WQ
あんだーまいん、普通に今年一番レベルで好きなんだけど、こんな伸びんかね。全部”持ってる”けどなぁ、この曲。おめぇ、……音楽の唯一無二性、サムネの良さ、…そして歌詞、…全て三拍子揃ってるぜ。
とにかく聴いたことのないコード進行がずっと続いていてとても気持ちいい。こういう一意性というかユニークネスを持っているアーティストは上に行けると思うし、行くべきだと思う。
脳内物語を忘れてしまいそう
長いしデカいしで本当に忘れそう。どうすっぺかねこれ。
in a nutshellシリーズ形式でまとめるのはアリだとは思うんだけど。どこまで包括するかだよなぁ本当に。複雑に絡み合いすぎている。
見返すと6部の独立具合がとにかく目立つ。6部って本当にすごい。だって究極なくてもマジで全く問題ないもん。だからこそ尊い所がある。自創作の中でもかなり異色。7部も独立性は高いけど、これはないと困るはず。グルスカの実験場でもあったから。
ていうかね……長い、長すぎて自分でも読む気がしない。これ、ダーガーはどうしてたんだマジで? 研究者すら長過ぎて読む気がしないって言ってた長編をどう抱えていたんだろう。展開のリピートや矛盾も結構あったらしいし、そのへん割と適当だったんだろうか。いやでもなぁ……meticulousなとこありますからね彼は。戦争被害者を全部ネームドで記録したり、詳細な地図を作ったり。
協力者が欲しい。掘り下げて展開していかないとやってらんねー。
[!NOTE]
えーまず……世界があります。これは「箱庭」です。箱庭とはすべての宇宙、すべての銀河、すべてのパラレルワールド、とにかくすべてを内包しています。
そして宇宙があります。これは我々が知っているあの宇宙です。
宇宙の果てには別の宇宙があり、10^500あるいはそれ以上のいわゆる多元宇宙です。これらはレベル2マルチバースです。特別な手段を除いて、互いに干渉できません。
そして、これら宇宙とはまったく別の次元に「精霊」が棲む「精霊界」があります。
精霊は下界(宇宙)に対して絶対的な上位存在で、そこには肉体の呪縛や寿命という概念はなく、不死にしてnear-omniscience(近い全知)です。
彼らは精霊界にあるアカシックレコードという記録を覗くことで、下界のすべての時間軸のすべての活動を自由に知ることが出来ますが、量が膨大すぎる上にだいたいの時間のだいたいの宇宙はな~んにもないつまんない世界なので、精霊は基本的にそんなものに興味はありません。精霊界には「エーテル」という特殊なエネルギーが満ちており、これが精霊の生命活動を支えています。精霊は不死と言いましたが、万が一このエーテルが尽きれば酸素が尽きたのと同じような感じで精霊は死にます。
ではこのエーテルがどうやってできているかというと、下界の生命の死によってできています。
下界のすべての有機物は「ファイ(魂)」という生命エネルギーを持っており、肉体が死を迎えるとこれが肉から解放されます。ファイは五次元へ浮かび上がり、エゴを喪いエーテルへと形を変えるのです。さて、精霊たちにもリーダーがいます。精霊の王様、つまり神様です。神様には名前がありませんので「****」と呼ばれます。
****は不死にして全知全能。世界を創るも壊すも意のままに行えます。そして精霊たちすら知らないことを多く知っています。
そのうちのひとつが「リセット」という仕組みです。****は定期的に箱庭を精霊界ごとすべて破壊して創造し直すのです。そしてこのリセットがなんと物語開始時点でもう18903729回も行われています。
なぜこんなことになっているかというと、これは****のみならず精霊全体の特徴ですが、彼らが「臆病」であるためです。
上位存在にとって下界の生物など取るに足らない存在で、人間にとってのアリンコどころか微生物程度の相手なのですが、それでも微生物一匹に人間がやられるということがあり得るのも事実なわけです。
要するに、****は、いつか下界生命が爆発的に成長して、自分に弓を引くのではないかとヒヤヒヤしているのです。
だから少しでも「あれ、こいつちょっと強くなりすぎじゃね?危なくね?」と思ったらすぐにリセットボタンを押してしまうのです。
リセットに伴い精霊すら全滅しますが、跡形もなく消える下界生命とは違い、精霊の場合は次の世界でほぼ元どおりに復活させてもらえます。リセット周辺の記憶だけが良い感じに書き換えられます。こうなると、****以外誰もリセットの仕組みに気づけず、世界は永遠にループし続けるように思われます。
しかし、唯一その影響下から逃れられる存在がいました。これがクー・フラウです。
もともと「一周目」の世界には、****とクー・フラウしかいませんでした。彼らはアルファでありオメガ、世界のはじまりに存在したふたつです。生命とも呼べない、実体も質量ないただの「存在」です。
ふたつは感覚で遊んでいました。
やがてより複雑なものを創り出せるようになり、最終的には二人で自分たちの理想の箱庭を作り上げました。
子供が砂のお城を作って遊ぶような感覚で、ふたりは宇宙を創造したのです。
しかしやがて運営方針で諍いになり、****はクー・フラウを自分の世界から追い出しました。
そこから箱庭は****のワンマン体制になったわけですが、実はクー・フラウはこっそり箱庭に自分にしか視えない「穴」を開けていました。
穴の先に広がる小さな世界、これを「エデンの園」と呼びます。この世界だけはリセットの影響から逃れられるので、エデンの園に誘致したファイは次の周回でも前の世界の魂を引き継ぐことができるのです。(肉体は失われます)約2000万回の破壊と創造の果てに、ついに物語が動き出します。
18903730周目の世界。精霊の中に跳ねっ返りがいました。グルスカくんです。誰もが****を崇める世界で、彼一人だけが「な~んかおかしくない?」と疑問を抱きました。
なんやかんやあって彼は****を倒して精霊界に革命を起こそうと考えました。しかし味方になってくれる精霊がいるとは思えず、「せや、精霊がダメなら下界の生命で軍勢を作ろう」と考えました。
ここからグルスカは肉体を拵えて下界に降り立ち、頑張って仲間を集めていくのです。
下界生命は確かに精霊とは次元が違う存在ですが、実は下界生命も精霊も元は同じエネルギーから出来ており、下界生命にだけ「枷」をつけることでバランスを取られているのです。
この枷を「潜在的多重鉄鎖」と言います。鉄鎖は全部で5本あり、有機体であればどの宇宙・どの銀河・どの次元に属していても必ず遺伝子に刻まれています。
鉄鎖が一本破れるたびに生命の次元がひとつ上がり、すべて破れば精霊と同位になれるというわけです。
もちろんこの鉄鎖は****直々に作ったシステムであり、壊れることはないように出来ているのですが、グルスカは諦めずがんばって外す方法を考えるのです。
****は確かに全知全能ですが、同じく全知全能の存在であるクー・フラウが作ったエデンの園の存在だけは感知できていません。グルスカは色々あってクー・フラウとコンタクトをとることができたので、この世界で唯一ループによるリセットを貫通して活動が続けられるようになったのです。
グルスカは何度も名前と姿を変えて、さまざまな宇宙で神を倒せる仲間づくりに奔走します。
24-12-19_090610
これが一応premiseということになるか。アーケードゲームで言うところのスタート画面前に流れるアレ。アバン。
グルスカは精霊界を不法脱国して、隕石として下界に降り立った。最初に降り立ったのが地球で、ここではヒトの形を取りラルティと名乗って生きた。
とりあえず下界で最強の軍団(エターナルロイド)を作るために頑張って強いやつを探してスカウトしていく作業が続く。実に小学生らしいですねぇ。というかグルスカ云々は相当後になって追加した後付け設定で、小学生のわたしが書いた1部とはまずラルティという隕石がとりあえず落ちてきて、とりあえず最強の軍団を作ったということになる。
でもさあ、1部ってほとんどレイの話なのよね。ラルティなんか影も形もない、早々に空気になる。エターナルロイドの団員番号01が当然ラルティなんだけど、13まで来たところで急にレイが主人公として台頭する。02~12もそれなりに「主人公」的な立ち位置として頑張ったんですけどね。特に08……だっけ、吹雪は頑張った。完全に版権ですけど。
レイはロボットなんだけど、魂が入ったロボットで、魂には元の肉体がある。初登場時はこの記憶を失っているけど。レイの元の体はグーイという少女で、ド田舎の島で友達と過ごしていた。
レイはシンプルに戦いが好きだから、1部はとにかくひたすら戦いになる。ドラゴンボールみたいな感じ。地球ではもう戦闘力が収まらなくなったら天界へ、天界では収まらなくなったらまた別のより地盤が硬かったり重力が強かったりする惑星へ……と転々としていく。惑星移動には実力を認められるバッジが必要で、ようするにポケモンのジム巡りみたいな形式になる。
第一部について語れることはこのくらいな気がする……レクとかレオンとかもいるけどさぁ。あと戦術基盤とか。この頃はとにかく版権をひたすら取り入れていたな。マギアエレベアとか。
待てよ、そうか……版権を取り入れればええんや! どうせ脳内物語は公開しないんだから、好きなだけパクりゃええねん。わかりましたトニャーさん!10部からそうしよっかな~。
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