依存^2
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◯。◯◯、すべあなを大喜びで擦りまくっていたという一点だけで天地がひっくり返るほどに嫌いだし、reconcileすることはないだろうと思う。
ただ◯◯◯◯◯ ◯◯◯◯ ◯◯◯◯◯◯◯◯は予想以上に国内外で人気らしい。国内外、っていうのが凄いよね。とはいえ「み む かゥ わ ナ イ ス ト ラ イ」が1000万再生行く世界なのでもはや大衆に何も期待はしていないのですが……。
もう、よくないですか? って思うわけ。何事も。無欲について言語化して良くわかった。もういいんだ。「もういい」って即ち「知足」ですよね。世界はいつになったら知足するんだ?資本主義と知足ってほぼ対義語だからいつまでも止まりません。資本主義の中に幸福が存在しないのはこういうわけです。
好きだけど、安心する時間より不安の時間の方が多い? それ、「依存」だからー!

ハアハアハアハアハアハアハアハアハアハアハアハアハアハアハアハア
しかしなにか真理を掴めそうです。えーっと、ちょっと待てよ。前回今を生きる覚悟で「好き・嫌い」の概念が固定されていない浮動するものだと喝破しましたよね。では「依存」は?依存こそが固定の幻覚の正体か?
で、で、多分わたしは、わたしははじめっから人に好かれるとか人を好きになるとかどうでもよくって、この「依存」に惹かれていたんです。岬ちゃんは佐藤くんが好きなんじゃなくて依存していたんだ。わたしは依存に恋をしている。
しかし、しかし、万物流転諸行無常の理によってすべてのものはカオスに向かう、そしてカオスとは「非依存」の状態であるため、時が流れるにつれ依存は必ず消えてしまう。好きは浮動だが依存は固定で、それ故依存は強力だがモータルなのだ。
で、わたしは諸行無常に抗うのは負け戦であり無駄であるという定言を確立してしまっているため、これに従うならば「依存への依存」を捨てなければならない。
嫌だ!!!! いくらハレルヤの命令でもこれだけは……これだけはーっ
わたしは誰かに依存されたいし誰かに依存したいのだ。その先にあるのが破滅と知っていても。[あなたと似た人物:太宰治]
これです。これがおそらくはすべて剥いだ先にあるわたしの最ものコア。核。男娼とかじゃない、男娼は「依存させたい」という欲望からの枝葉だ。
逆に言うと依存以外の人間関係におそらく興味がないのです。振り返ると幼少期からずっとそうだった。すべてが明瞭になっていく。
わたしが誰かの元を離れる時、それは相手がわたしに依存していないと理解した時。わたしなしで生きていけるとわかった時。
しかしそれはそんなに間違ったことでしょうか。だってわたしなしで生きていけるんだよ?相手は。エピクロスは「パンと水さえあればゼウスと幸福で勝つこともできる 」と謳った。パンと水がある相手に何故わたしが必要でしょうか。わたし自身が彼らにとってのパンと水でないかぎりは、わたしが居る理由はないのです。

誰かの人生のほんのひとときの添え物にはもう充分なった。わたしが充分だと決めた。optionalであることはもはや「欲」になり得ない。
わたしに灼かれるほどに依存して欲しい。そしてそれは創作活動では得られないものです。ここが一番の鍵かもしれない。マイケル・ジャクソンが二分間棒立ちしているだけで失神するほどのファンでも、マイケル・ジャクソンを”知っている”とは言えない。憧れは理解から最も遠い感情だから。彼の心の痛み苦しみの欠片も理解しないだろうし、したとして何も出来ないだろう。
憧れられたいわけではないのです。岬ちゃんだって佐藤くんに憧れていたわけではない。ただひたすら依存されたいのです。
わたしのグランドゴールは創作ではなし得ない。だから創作のやる気がなくなった。
魅力的な人間である必要さえ無い。依存はほとんどマッチング運だ。そんなに珍しいことじゃ無いはずなんです。80億をランダムに散らしたマッチングでさえそこそこ起きることなのだから。
まあもっともわたし自身はひどく飽き性なので、本当に極論を言えば適当な人間を骨の髄まで依存させて、わたしが飽きたら殺して捨てるを繰り返すみたいなのが理想ということになってしまうんでしょうか。しかし蓮夜ならそれさえも受け容れてくれただろう。そういう、異常者を包み込める異常者を連鎖的に探すしか無い。
それ以外の人間関係は、もう、いいっす、正直。
夢
夢を見た。
男にDVを受けている哀れな女が、ある日ひどい扱いを受けた時に突然「あなたの指を折るか、わたしの指を折るか決めて」と言った。男は女の指を折ると決める。女は自ら自分の指を折る。苦痛に顔を歪めながら。
女は嫌なことをされるたびにこれを繰り返す。指が終われば腕、足とどんどん自ら部位破壊をしていく。
一見狂気的なこの行いが、唯一男の冷徹な心に「罪悪感」を植え付けることに成功した。男自身が何度女を殴るより蹴るより、女のこの「問いと答え」の繰り返しがなにより彼を苦しめたのだ。彼自身はひとつも傷を追っていないというのに。
最終的に彼は「破壊」の対象に女ではなく自分を選択するようになる。それを真の愛の芽生えだと誰かが言った。そんな夢。
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