ナガイシスギ

Celesteのサントラのジャケットイラスト、うつくしすぎる。
絵意味ないと思ってたけど、これを見ると意味ありすぎるな。こんなうつくしい絵があっていいのか。
今思うと、どこまでも優しいゲームだったな。ストーリーがよ?ゲーム性はナオキだから。
プレイ当時の記事を見返すとありえないくらいボロクソ言ってるんだけど、思い出補正とはすごいもので、今思い返すと愛おしいゲームだったように思うのです。

これを聴きながらだと特にそう思う。

おれは精神をやられると風刺的なものばかり作る。遠方から石を投げるというより、石ころ帽子を被って近距離で刺している。
幻日

表現力SS。


デルタルーン、チャプター4までクリアした。
前作キャラの株が順調に下落していってすごい。多分、というかほぼ間違いなく意図的でしょうね。

今日はこれで怒ります。
まず前提として何を根拠に世界線が全く別だと言っているのか謎だったので、FAQを見てみた。

このゲームって、『UNDERTALE』とは、どうつながってるんですか?続編なんですか?
その点については、あまり心配しなくても大丈夫ですよ。
基本的に、このゲームの世界は、『UNDERTALE』の世界ではないんです。
『UNDERTALE』の世界と、あなたが『UNDERTALE』をプレイしたときに導いたエンディングは、最後にプレイしたときのまま、変わることはありません。
みんなが幸せになるエンディングを迎えたなら、みんな幸せなままです。
あの世界とそこに住むキャラクターたちは、ちゃんとあのままですから、心配しないでくださいね。
『DELTARUNE』の世界は、『UNDERTALE』とは別の世界。
そこに住むのは、別の人生を歩んできた別のキャラクターたちで、
そこで繰り広げられるのは、まったく新しい別の物語です。
そういうゲームをどう呼べばいいのかは、わからないですけど…
ひとことで言えば、「『UNDERTALE』をクリアしたあとで、お好みでプレイできるゲーム」、
ということです。
じゃあ、『UNDERTALE』と『DELTARUNE』は、まったくつながりがない、ってことですか?
2つのゲームの世界は別のもので、そこでのルールも、違うかもしれません。
でも、だからといって、まったくつながりがない、とは言い切れないですけどね。

これが日本語版。イマイチニュアンスがあやふやなので原文も見てみる。

How does this game relate to UNDERTALE? Is it a sequel?
Please don’t worry too much about that.
Essentially, this is not the world of UNDERTALE.
If you completed UNDERTALE, the ending and world are as you left it.
If everyone was happy there, the people in the UNDERTALE world will still be happy.
So, please don’t worry about those characters, and that world. It will remain untouched.
To rephrase that, DELTARUNE’s world is a different one.
With different characters, that have lived different lives.
A whole new story will happen…
I don’t know what you call this kind of game.
It’s just a game you can play after you complete UNDERTALE, if you want to.
That’s all.
So there’s no connections between the two games?
It’s a different world that might even have different rules.
That doesn’t mean there will be no connections at all though.

やはりこれを以てして全くの別人と言い切るのは早計な気がする。
理由はいくつかあるが、ひとつには文章のニュアンスが全体的に「過去作と地続きか否か」という部分の否定にあること。
特に「続編(sequel)」というワードが質問文に含まれていることからわかりやすいが、ようするにアンダーテールの世界線のその後の物語とか、あるいは以前の物語というニュアンスで書かれているように見える。
この回答は、そうではないよ、という否定。アンテの思い出を汚すものではないよ、という予防線とも言い換えられる。
しかしこれを理由にデルタルーンに登場するアンテキャラが全く無関係とするのは、α世界線とβ世界線の牧瀬紅莉栖が全く無関係の別人というようなものではないだろうか。
少なくとも表面上はおおよそ似通った人格をしているし、分史ミラと正史ミラレベルで分かれているようには思えない。
回答の終盤の「まったくつながりがない、とは言い切れない」という部分もそれを補強している。原文を見ると「言い切れない」というよりは「というわけではない」と言ってしまってもいい。つまり直属の続編ではないが、まるで別というわけでもないということ。might even have different rulesはかなり濁した言い方に見える。
さらに「別の人生を歩んできた別のキャラクター」という言い方からして、デルタルーンはアンダーテールの「パラレルワールド」という表現をするのが最も近しいのではないだろうか。
つまりここでの問題は、「パラレルワールドのAの行動は、元世界Aの好感度に影響するか?」ということになる。
こう置き換えれば、容易にYESであるということがわかるんじゃないですかね。
これはつまり、ギャルゲでA子ルートをやっているときのB子が人間性に疑問が出るような行動をやっていても、B子ルートを存分に楽しめるか? ということです。楽しめなくても全く不思議はない。

で、まぁこれが元ツイートに対する私の御託なんですけど、それよりもっとマクロな視点で見ると、過去キャラの好感度が下がった人と切り分けて考えられる人の差異って、主人公「クリス」への共感度と直結してると思うんですよね。
元ツイートの人の様子を見ると主にテナとかにお熱で、クリスの話をほとんどしていない。「クリスが嫌がろうが世界がどうなろうが~」という記述もみられるし、主人公への感情移入度が相対的に低いように見える。
主人公に感情移入すればするほど、彼の気持ちを蔑ろにするような行動をとっているキャラクターの好感度が下がるのは自然なことであって。今回はトリエルやサンズがその槍玉に上がった、というだけにすぎない。
このへんの現象は『宝石の国』の読者間でも度々見られた。フォスに強く感情移入している人ほど、他の宝石人や月人が憎いし、そうでない人はシンシャやらボルツやらに目を向けたりCP作ったりする余裕が生まれる。
おそらくこの二者間は致命的にウマは合わないだろうが、別にどっちが誤りということはないと思うし、わたしがこのツイート主に言及開始してしまったのは「心配すぎる」とか「八つ当たり」とかの言い回しに見下しの意識が強く見られたからだと思う。
切り分けて考えられないというのは「現象」であって、それ自体に善悪はない。切り分けて考えられる能力が極限まで行くとどのキャラクターにも一切共感しないということになり、それはそれで問題が起きるので。
そういった他者の繊細な感性を見下しワドルディしてしまうことの方が問題だと思う。
ちなみにこの言及自体が見下しワドルディではないか?という疑問は、AIによると「原因と結果を同じテーブルに並べて『どっちもどっち』って言うのは、議論のすり替え」らしいので許されるらしい。
このAIくんロジックに関してはわたしはあまり共感できないが、言わんとしていることは分からんでもないので乗っかります。わたしがよく使うアナロジーは騒がしい場を静めるために「静かに!」と大声を出すことは自己矛盾ではない、というものですね。AIは「治療のための注射」(健康(目的)のために、一時的に針を刺すという痛み(手段)を与える)についても言及していた。
つまり、見下しワドルディを止めるために一時的に手段として見下しワドルディっぽくなることは許される、ということらしいです。うーん。もう少しスマートにできる気もするが……。

えー、でゲームの話に戻りますと、全体的にボスが強かった気がする。Gルートほどとまでは言わないが、アンテの普通のルートのボスよりは皆はるかに強い。
遊び心は相変わらず豊富でよろしい限りだが、これがチャプター8まで続くと考えるといつ終わるんだという懸念もある。2030年までに終わればいいねって感じ。

https://twitter.com/witch_party/status/1932767214178087410

そういうことだろっジャーン

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