シャインポストアニメ感想
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「隠れた神作」と持ち上げられるほどではないかな~という感じ。ゲームを先にやってキャラへの愛着が深まった状態で観てやっとギリ良作くらい。
序盤(~6話)はけっこう面白い。それ以降は話がTINGSから散っていくのでやや散漫になる。終盤また纏まるけど。
GYB!!の歌詞で草生えるようになるとか、色々面白い点もあるんだけど、うーんっていうところもあるよね。一番意味不明で不愉快だったのは謎の切腹ウーマンだけど。説明がない。描写の必要性がない。根拠が無い 具体性が無い 尊厳が無い You(サチモス)ノイズでしかない上にしつこい。最終話でやっと蛍が正体だと明かされたけど、ダカラナニーって感じ。蛍とマネジが過去に関係性があったことを示したいだけなら絶対にもっとうまいやり方があったはず。
あとゲーム内でも非難したけど、アイドルどもが揃いも揃って「蛍さんみたいに」一辺倒なのも現実味が無さすぎてかなりマイナスポイント。蛍がマイケル・ジャクソンだとしてもここまでひとりのアイドル一辺倒にはなりませんよ、いくらなんでも。人間原理的な「たまたま蛍好きで集まったグループの物語」理論が成立しないのはこの前話したし。よしんばそうだとしてもそれはアイドル好きじゃなくて蛍好きだろうと。蛍はアイドルだけどアイドルは蛍じゃないからね。この当たり前がこの作品だと成立してない。MJ好きを捕まえてポップ好きとは誰も言わんだろ。まして本作は蛍以外グループアイドルしか出てきてないんだから、せめてグループアイドルに憧れろよ。
あと春に関してもモヤるよなこれ。HY:RAINが春を拒絶した、とかならわかるけど、蓮が独りで呟いてたのは「春みたいになりたい、春に追いつきたい」であって「春がいると辛い」ではないですからね。それを春が勝手に「自分はいちゃいけない」と解釈して飛び出していっただけで、要するにほぼ春が一方的に悪いすれ違いなんだけど、その補償があまりにおざなりというか、なんなら「HY:RAINよりTINGSの方が私を認めてくれました」的な姿勢で蓮の勧誘に向かい合っていたのがだいぶ……。TINGSが”本気の春”を受け入れた、という構図に対して、HY:RAINが「拒絶した」というふうにはなっていないから、対称性がないのよね。HY:RAINだって本気の春を受け入れてはいたはずだし。対称性がないということはrivalryが無いということで、作中で見せたがっている印象と実際に起きていることに乖離があるなぁという感じ。
春は全部投げ出して逃げ出した事をもっとちゃんと謝るべき。春がいなくなった時の蓮の第一声、「ごめんね」ですからね。いくらおもしれー女といえどかわいそうだよ;;
乖離といえば、「主人公・青天国春」という構図もそうだね。だってこのアニメ、どう見たっておキョンが主人公ですやん。まぁこの乖離は意図的なものだとは思うけど。元々MCの中心はおキョンだったし、一番グループを俯瞰できる立場だったから主人公っぽくはあったけど、終盤になるにつれマジで主人公になっていった。こうなると理王様だけTNSの中で明らかにスポットライト少なくて可哀想。
あれよな。おキョンってジャン・キルシュタインみたいなヤツよな。好きです。
その他、FFFとゆらシスの出番が雀の涙なのもどうなん?と思った。FFFはギリまだいいとして、ゆらシスなんか総合スクリーンタイム1分もないだろ。
褒める点としては……1~6話の面白さと、最終話は割とよかったのと、音楽は全部良い、くらい。OP・ED、挿入歌、全て良いです。蛍の歌だけは1曲を連発しているのが不自然すぎてなんかな~って感じだったけど。
1クールがめちゃくちゃサックリ観られるという点で消化には良いアニメでした。アニマスにはどのシリーズをとっても劣るけど。
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