その待機列から去りなさい
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人から、「あの詩を読んですごく感動した」とか言われるとうれしいし、やっぱり自分の書いたものが人に何らかの影響を与えてるところはあるんだろうなと思います。
でもそんなことより、自分の身近な人間に対してちゃんと向き合えているかみたいなことが、ずっと問題ですよね。
https://www.asahi.com/special/tanikawashuntaro/aisuru/
そうだよ!!!!!!!!!!!!!(クソデカ大声)
これさ、「自分の身近な人間」って、勿論周りの人もそうなんだろうけど、なにより「自分」のことなんじゃないか? と、藤井風文脈で思ったわけです。
自分だって人間だし、誰より身近な存在じゃんね。自分に対してちゃんと向き合えているか、って大事なんじゃないだろうか。
別に甘やかせってわけじゃないです。「ちゃんと向き合えているか」ですよね。ちゃんと。自分を蔑ろにしていないか。破滅的に不健康な生活してたりさ。
歳をとると、何だか自由になるんですよ。いろんな欲がなくなるし、見栄もだんだんなくなる。僕は子供の頃からクルマが大好きで、最初に買ってから次々と買い換えてきたんだけれど、いまは、いいクルマを持ちたいなんてまったく思いませんからね。
[FGひろば157号, 谷川俊太郎インタビュー]
早くこうなりたいんだけど、でも早くこうなりすぎるのもそれはそれで問題なのかなとも思うんですよね。スケーリングとフロントロードの話に近いんだけど。いまわたしは20代だからさ、バリバリのフロントロードなわけですよ。第一層からバリケードとか悪魔化とか取ってたら、ちょっと……って感じですよね。最強カードではあるんだけど。実際俊ちゃんも若い頃は車を買い回していたわけで。

LOL
べつに矛盾じゃないんですね。人間ってこうだよな。わしもこんな感じや。
悪人正機というか、薬が一番必要なのは病人ってことですよね。風が孤独な人の力になりたいというのは。
そうなんだよな……これがそもそも私の核であった筈なのです。だから私を以てすでに救われている人は私が歌う対象じゃないんだな。
今飢えている人々は、幸いである、
あなたがたは満たされる。
今泣いている人々は、幸いである、
あなたがたは笑うようになる。
しかし、富んでいるあなたがたは、不幸である、
あなたがたはもう慰めを受けている。
あなたがたはもう慰めを受けている。私から既にパンと水を受け取った方はその待機列から去りなさい。あとがつっかえてるんだから。
私の中のproximityへのdeep-seatedな無関心さはこういうところにあるのかもしれない。誰かととりわけ密接であることって其れ自体が孤独な人からのデタッチメントなんです。
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