醜悪
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何度傷つけても気づかない
醜さを抱いて手放せない
自分の形がわからないから
僕らは自分を思い込む
ちっぽけな自尊心だけを
守り続けて傷をつけて
あなたの苦悩も知らないで僕は
時よ戻れと吐くばかり
あなたに罹る悪い夢が
癒えないままの思い出が
包帯を捲いて目を閉じて
幸せを重ね麻痺すればいい
僕が傷つけた赤い頬
何もしてやれることはない
後から悔やめど櫂はなし
醜い僕を殺してしまえばいい
こんな醜い僕じゃあなたの目には映らない
涙さえも枯れ果てて振り返らないと決めたのに
重ねた罪と共に生きていくしかないと知ったのに
もう一度あなたに会いたいと僕はまだ泣き続けてる
僕が腐って崩れ落ちてしまう時
あなたが悲しんでくれるように
醜いままで眠ることを
許して欲しい
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