進撃の巨人-136話心臓を捧げよ-感想-edの予想
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話、ぜんっぜん進んでへんやん。「どうして僕の体は動かないんだ」のリファレンスとかはよかったけど。
あとRedditで死ぬほど言われてたけど、ボートの方でファルコが巨人化すりゃよかった話だろ!!馬鹿か、馬鹿なのか。これ流石に擁護不能なミステイクじゃないですか。「そんなことまで頭が回る状況じゃなかった」とでも言うつもりか。少なくともキヨミ様はツッコむだろ普通。状況からしても比較的冷静だったし、自分の船かかってんだから。
「ベルトルトまで傀儡に……許せない……」というセリフはかなり違和感。アニが人を許すとか許せないとか言えた立場なのか。
あと車力チートすぎる。どんどん性能が後付けで強力になっていくのやめません?
オカピ漫才、面白いけど残り3話の状況でやるようなことか……?ガッシュのクリア戦のビクトリームネタみたいだな。
今もって着地点はまったく見えないけど、EDの方向性としては地鳴らしを止める方向でほぼほぼ間違いなく固まってきたんじゃないですかね。まだヒストリアという爆弾があるからなんとも言えんけど、ここまでくるとエレン勝利ルートの可能性はかなり低くなった。「世界を救いに」とか明らかに後のための皮肉だと思ってたのに、本気でやるつもりなんだろうか。あの薄っぺらい世界の掌返し&懺悔とかも、いわゆるジャンプ台みたいなもんだと思ってたのに、本気で描いてたのか、あんなものを。まさか本気でエレンレクイエムやるつもりですかサウナ・ガビ山先生?誰もが「それだけは勘弁してくれ」と言っているあのエレンレクイエムを!?ていうか先生正直もう進撃どうでもいいと思ってませんか?次が最終巻って時の裏漫画でまるまる2ページサウナの入り方についてしか書いてないんだから。「早く終わりたいという気持ち」とかうつ病ツイッタラーみたいなこと言ってたし。
ていうかね、残り3話ともなれば流石に考えられるEDはおおよそ固まってきてるんですよ。
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※追記:よく見たらエレン勝利の「エレンは操られていた」の下ルートと「エレンは操られていない」のルート、分ける必要なかったね。すみません、図を作るのが下手です。
もうこれくらいしかなくない?このうち物語として最低限筋が通るのは「『進撃の巨人』は今ユミルに操られており暴走しているが、地鳴らし自体はエレンの意志である。ただ仲間を殺すのはエレンにとって本末転倒になってしまうので、残り3話でユミルの暴走を止めつつアルミンたちを退け(殺しはしない)、地鳴らしを完遂。巨人の連鎖の呪いから解かれたヒストリアの子供に『お前は自由だ』と告げる」的なEDか、「ガビの主人公補正神エイムでエレンの首をもう一度跳ねる。光るムカデを殺害、巨人の力が全消滅する。巨人化の力が失われたのでエルディア人の脅威要素は無くなり、またアルミンらが英雄へーロスとして地鳴らしを止めてくれたので、エルディア人への憎悪が消える。実はエレンは自らの身体に『巨人化』のすべての源であるハルケギニアが巣食っていることを知り、それを殺させて世界を自由にするためにここまでの事を仕組んだのだった」的なEDかのどっちかしかない。
何度も言ってるけど、エレンの一番の本懐は「お前らが大事だからだ。他の誰よりも…… だから長生きして欲しい」にあるので、これを否定するすべての行動は起こってはいけないんですよ。「すべて消し去ってしまいたかった」ももちろん彼の本音の一つだけれど、優先順位としては「仲間を守りたい」が一番上なはず。それは道ラジオの最初の演説でも分かること。
オレの目的は オレが生まれ育ったパラディ島の人々を守ることにある
しかし世界の人々は パラディ島の人々が死滅することを望み 長い時間をかけ膨れ上がった憎悪はこの島のみならず すべてのユミルの民が殺され尽くすまで止まらないだろう
オレはその望みを拒む
パラディ島の人々を守るための方法を4年間必死で模索して模索して、それでもどうしても見つからなかったから、倫理的に間違っているとは分かっていても目の前にある「唯一の手段」を選択するしかなかったんですよエレンは。「悔いのない方を自分で選んだ」んです。だから今巨人軍団がアルミンたちを殺そうとしている状況そのものがおかしいんです。アルミンも言ってたけど。
…このまま窒息死させるつもりか…
エレンが僕を…? いいや……あの子だ……始祖ユミル
エレンが言うように彼がただ進み続けるだけなら この抵抗は始祖ユミルの意思
これを見る限り、多分エレンの「ただ進み続ける」というのは、アルミンらの襲来に「抵抗」せず(巨人を呼び寄せたりしないということ)にただ地鳴らし隊を進行させ続けるってことなんでしょう。それを邪魔しているのがユミルということ。
サシャが死んだのはそもそもガビのせいだしね。なぜかみんなエレンが殺したみたいな扱いをしているけど、よくよく読み返すと別にエレンの責要素殆ど無いよなアレ。あれでエレンが殺したことになるならマルコを殺したのは班配置を決めた兵士だ、とかペトラを殺したのはリヴァイ班を結成したリヴァイだ、みたいなことになっちゃうよ。どのみちエレンには”運命を変えること”はできないだろうし、サシャが死んだことはエレンの「仲間不殺」の思想を矛盾させはしない。メタ的に言えばそもそもサシャはもっと早く死ぬはずだったしね。ハンジとフロックはなんか勝手に死にに行っただけだし。
アルミン勝利ルートは正直全部陳腐になるけど、一番マシなのはムカデを絡ませること。地鳴らしを途中中断し、かつパラディ島が滅ぼされないためには「世界の憎悪」が消えるしかないわけだけど、その引き金が「エルディア人たちが地鳴らしの悪魔を殺してくれたぞおおおおおおおおおお!!!!!バンザーイ!!バンザーイ!!エルディア人最高!!」みたいなことだとマジでクソ漫画すぎるし誰一人として「今まで読んでてよかった」なんて思わんだろう。そんなことなら世界から逆襲受けてエルディア人死滅エンドのほうがよほどマシ。ただ、「巨人の力が消滅」する場合は一応エルディア人の悪魔要素が消えるので、それまでのやったやられたの恨みはともかく、徐々に世界平和には向かっていけるだろう。洗脳状態のガビですら対話の姿勢の余地は見せている。
この島の民が世界に対して残虐非道の限りを尽くした歴史をお忘れですか? エルディア人 一人一人が罪の自覚を正しく持つことで ようやく永遠の贖罪への道が開かれるのですよ
贖罪への道は一応開いている。巨人化の力が消滅すれば悪魔要素に怯える必要はなくなるので、できるだけエルディア人が腰低めに国交を頑張れば数十年単位の時間はかかってもなんとかなるかも知れない。
とはいえ始祖の巨人の「エルディア人の体の構造を変える」力で巨人化能力を全消滅させられるなら、はじめっからそれやっとけや!!!!!!以外の感想が出てこず焚書して終わりなので、あのムカデが何らかの理由でエレンに寄生していたってことにするしかないのでは。
というのも、ムカデを殺して巨人化能力が消えるみたいな話にするためにはあのムカデが一個体しかいないものとするしかないわけで、それが始祖ユミル→……→エレンと依代を変えていったということにするしかないわけ。他の巨人能力者にもみんなムカデがいるならエレンのだけ殺してもしょうがないし。エレンは一応「二千年後の君へ」で始祖ユミルからラブコールを受けているので、主人公ということもあって始祖ユミルに選ばれた特別な者としても良いでしょう。あるいは「進撃」の持ち主にあのムカデがついてまわるのかも知れない。いずれにしても何かしらのタイミングで自分にハルケギニアが巣食ってることを知ったエレンは、こいつを殺せば巨人化の力が全部消えることを知り、そのための世界一優しい嘘(ル)を展開した……みたいな話にするしかない。
もともとエレンの第一目標は「巨人が支配する世界を終わらせる」ことでもあると思うので。
『我が後生においても我がエルディアはこの世の大地を巨体で支配し、我が巨人は永久に君臨し続ける』
『我が世が尽きぬ限り永遠に―』
終わりだ オレがこの世を終わらせてやる オレに力を貸せ
巨人をこの世から一匹残らず駆逐するという原初の思いを、「巨人化した人間や巨人化できる人間を殺す」のではなく「巨人化という概念そのものをこの世から葬り去る」ことで消し去るというのは中々アリなのではないでしょうか。
まぁ正直オレは圧倒的にエレン信者なので地鳴らしストッパーズ勝利はどうあれ納得し難いんですが、せめて物語としてスジの通った終わりであって欲しい。個人的な願いとしては、「エレンが納得できる終わり」であって欲しい。勝ちでも負けでも正直どっちでもいいよ。エレン自身が心から納得できる結末であれば。たとえ殺されても、それが彼の望みなら。ただ物語としては頼むから整合性のあるものであってくれよって話でした。正直巨人の力消滅ルートもパラディ島の兵力が空手になるわけだから攻め込まれ放題だしな。世界の憎悪消すルートにするつもりならもうちょっと早めにかつ広範囲の国交をしておくべきだったと思う。せいぜいマーレとアズマビトの2国とちょっと交わったくらいで、他のおそらく何十とある国にとっては依然容姿もわからぬ悪魔だろ。アルミンたちと対話したことのあるマーレ人が心変わりするとかならまだわからんこともないけど、他の世界中がいきなり心変わりしたら掌返し以外の何でもない。
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