転生
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: 金 れ あ
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: . し て :
! ! .い も :
っ
「あれ?お金には興味なかったんじゃ?」と思った方。そうなんですけど、ひとつだけどうしても欲しいものがある。
「液タブ」だよォー!!
本当はずっと前から気づいていたんです……「液タブ」だけがすべての解法だと……。俺の絵を描くという行為を妨げるすべてのものを破壊してくれるただひとつの手段!
知ってますか?パソコンで絵を描くツールには大きく分けて板タブと液タブの二種類があって、液タブはペンタブレットに画面がついていてそれを見ながら描ける、つまり紙に描くのと同じような要領で描けるんですが、板タブは画面がついてない。つまり、「パソコンの画面を見ながら手元でペンを動かす」わけです。動かす場所と実際に動きが反映される場所が大きく乖離しているわけ。
こいつだ。こいつが俺を9年間苦しめ続けてきた。
「上手い人は板タブだろうが液タブだろうが関係なく上手いし、それぞれのメリットがあるんだから道具のせいにしてもしょうがない」……俺は今までずっとそう言い聞かせてきました。いま絵を描いている人で、貧乏なため板タブしか買えず同じように思っている人もいるかもしれない。
大人たちが本当のことを言わないなら俺が言ってやる。
真っ赤な嘘です。欺瞞。詭弁。
例えば、俺がはじめに使っていたペイントツールはPixiaというフリーソフトだったんだけど、SAIに乗り換えるのをだいぶ躊躇っていた。2年以上踏み切れなかった。「上手い人はPixiaでも上手いし、ソフトのせいにしてもしょうがない」と。有料ペイントツールを買った所で己の画力をどうにかしない限り何も変わらないと。そう、言い聞かせてきたんです。「お金がなくて買えない」という純然たる事実から目を背け、選択肢がないのではなく拒絶したのだと言い張るために。
嘘だった……すべて……SAIを購入した途端、わたしの絵はずっと見栄えがよくなりました。できることが違いすぎるし、何より速さが違う。そう、けっきょくツールなんです。カスのツールでできることは知れている。それが資本主義が築き上げた格差の正体じゃないのか。富める者はさらに上に行き、貧ずる者はさらに貧していく。
【液タブが解決してくれると思われる問題】
1.手軽さ
作曲のときも言いましたけど、物事を始めるには「はじめの一歩」が最も重いんです。絵で言えば筆を握ることもそうだけど、「下書き」を終えて線画に辿り着くまでをまとめてはじめの一歩と呼んでいいでしょう。
板タブはこの負担がとてつもなく重い。後述するけど、下書きがまったく描けない。
液タブなら極端な話、パソコンの画面を見なくても絵を描けるわけだから非常に負担が軽い。
板タブは絶対にパソコンの電源をつけて、ドライバー認識させて、ってところまでやらないといけないし、そもそも論として俺パソコンに向き合うの本当にきついんすよ。ヘルニアやってるし目がしょぼしょぼするし。
負担度で言うと、パソコンを1時間見る>>>>>>>>>>>>>>スマホを5時間見る くらいパソコンのほうが重い。タブレットの画面の場合は重くてもこの中間くらいになるでしょう。描くのが絶対に捗る。知り合いの絵師も液タブに買い替えてからめちゃくちゃ描くようになったって言っとる。(標本数1)
2.絵のうまさ
とにかく板タブではまったく下書きが描けない。下書きが描けないということは良い構図が全然作れず、泣いたカラスのゲボ屋さんみてえな絵しか生産されないということ。
わかり易い例をお見せします。例えば、「裸の猫耳少女が描きたいにゃ~(^O^)」と思い立ったとしましょう。
それを、「ペンタブで下書きと線画を描いた」場合(左)と、「下書きのみアナログで行い、それを元に線画を描いた」場合(右)で比較してみます。
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