葉月
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引きの絵が信じられないくらい綺麗で笑った 良すぎる
となりのトトロを初めて観たのだけど、とてもよかった 今まで観たジブリ映画では一番よかったと思う
逆にぽんぽこは全然だめだったな 人を殺して大喜びしてるのが無理すぎた
さいきん嫌な事が多いが、心に波風が立たない 正確に言うと、平静化するのがうんと速くなった
多分、怒りや嫉妬とかの罪源に「駆られない」っていうのは無理だから、鎮めるための機構を明確にしておけばよいのだ
本を読むと気が落ち着く 穏やかな時間だけが流れていく 木漏れ日というより清涼で、ソーダ水に浮いた氷が揺れているような静寂がある
海のさざなみはまだ聴こえる 半年もすれば聴こえなくなる 寂しくてたまらない 今がずっと続けばいい
幸福の条件は、芥川にとっては「完全なる白痴」、トルストイにとっては「静かな隠遁生活を送り人々の役に立つこと」、谷川俊太郎にとっては「一生自分本位を貫くこと」らしい
さしあたり今の自分にとっては、「より多くの人が支持していることが正しい」という考えを、如何にして砕いていくか、ということになると思う 誰の心にも巣食っている病毒だが、こいつが心中を跋扈するかぎり安寧はないだろう チャルディーニの法則はまちがっていない まちがっているのは脳だ 人間の機能がデフォルトで狂っているのなら、どうにかして疾むしかない
うちゅうのこもりうたは今後の羅針盤になるだろう これを服膺して、俗塵に染まらず生きたいが、「ほんとうにしたいこと」に向き合う勇気が足りていない 子どもの頃に敷いた線路はすぐそこにあって、片時も見失ったことなどないくせに、脱線するのが怖くて汽笛を鳴らせずにいる
年を追うごとに夏を感じなくなっている
ぬるいプールも、塩素の匂いも、風鈴の音も無く、膝で割るチューペットもない 従姉妹は遊びにこない
蚊帳を張って寝ることもない 「蚊帳の外」とはよくいったものだと思う 現代人はとうに蚊帳から放り出されている
それでも、変わったのは夏ではなく、人なのだろう 2020年の子どもたちは、まだ夏を感じられるはず
わたしもやろうと思えば今からスイカを買って種を飛ばすこともできる でもそこには誰も居ない
戻らないものに思いを馳せるという点で、夏ほど懐かしさを想起させるものはない
春夏秋冬の中で飛び抜けて明るいくせに、こんな途方もない寂しさも内包している夏がやっぱり好きだ
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