敗北者
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僕が辛いのは負けたからじゃなくて
その理由が分からないから
思えばいつもそうだった
必死に準備し慣れない服着て
コンプレックス飲み込んで
吃音症を押さえ込んで喋る
誰より真摯で無様な言葉
ナイスファイトだと言う気はないが
僕は僕なりに頑張った
人生の墓場のような部屋の中で
ある日唐突に告げられる一言
「あなたは負けました」
それで終わり
点差は何対何だった?
どのパンチをかわせなかった?
足りないものは何だった?
「あなたは負けました」それで終わり
震える声は届いていた?
躓きながらも歩けていた?
この手伸ばしたの無駄だった?
「あなたは負けました」それで終わり
私は負けました これで終わり
電車がやってきた これで終わり
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