性教育
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というわけで今宵はこの世に溢れる有象無象のフェティシズムのうち幾つか僕が個人的に好きなものやマイナー気味なものを極めて真面目に紹介していこうと思ふ(尚、以下『フェティシズム』を『性癖』と同意義として扱う事を許して欲しい。本来は御用だが、文章のテンポを考えると致し方ない)
今日紹介するのは「イラマチオ」である
イラマチオとはオーラルセックスの一種であり、ラテン語のirrumo(授乳する、吸わせる)が語源となっている(Wikipediaより抜粋)略称は「イラマ」若しくは「イマラ」が一般的(後者は誤用である。詳しくは後述する)
よく、この性癖を「喉の奥まで男性器を咥えさせる事」と勘違いしている人が多いが、正確にはそれは誤りである
女性側に主導権があるのがフェラチオなのに対し、男性側に主導権があるのがイラマチオというのが正しい意味である
よって男性側に主導権があるのであれば、浅い所までしか咥えてなかったとしてもイラマチオ足りうるのだ
おそらくは「男性側に主導権がある」という具体的なイメージが湧きにくく、「女性の頭を掴んで前後に振る姿」が一番それに近いということでこのような誤った認識が広まったのだろう
そしてもうひとつ、この言葉について誤った知識を持っている人が非常に多い
それは「イラマチオ」を「イマラチオ」と間違えて覚えている人が多いということだ
男性器を表す「マラ」や、「フェラチオ」の「ラチオ」等の印象で「イマラ」と間違えてしまうのだろう
しかしこれは大きな誤りである この誤用はかなり広まってしまっている 由々しき問題である
みんなも今日から正しく覚えようね
なお、女性側に主導権があり喉の奥まで咥える行為は「ディープスロート」と呼ぶのが適当である
(直訳すると『喉の奥』という意味だが、語源は1972年夏に公開されたポルノ映画とされている)
さらに俗っぽい言い方で「ラブマチオ」という呼称もあるが、ディープスロートと言ったほうが良いだろう
外国にはイラマチオに該当する言葉がないので、まとめてディープスロートと呼ばれる
・3次元的な観点において
これは現実でも可能な範囲の性癖だが、しっかりとした知識を持たずにやると非常に危険である
やはり基本的に男性器を喉の奥まで入れる事になるので、やられている側は呼吸が儘ならない
男性側が調子に乗って只快楽を貪っていれば、下手をすれば殺人事件になりかねないのだ
さらに、喉の粘膜に男性器が触れる事で性感染症のリスクも高まる
口腔内に傷口等がみられる場合はHIV感染の危険性まである
また、喉の奥で射精した場合、咽て精液が気管に入ったら窒息死の可能性がある
粘土の高い液体が喉に詰まることがどれほど危険か、餅を喉につまらせてこの世を去る人の数を見れば明らかだ
これらの問題を解決するためには、まず男性は女性の合意の上でイラマチオを行うべきである
そして女性が「苦しい」という意思表示をしたらすぐに男性器を引き抜かなければならない
また、性感染症の危険や射精時の危険を考えるとコンドームを着用することが望ましいだろう
最近はオーラルセックス用にゴム臭を消した薄いコンドーム等も販売されているのでそれを購入するべきだろう
・2次元的な観点において
当然、二次元ではそんなことに構う必要性はない 誰がコンドームを着用して咥えて欲しいのか
あえて筆者自身のこの性癖にかける思いを語ったりすることは避けるが、一部の人には根強い人気を誇る
二次元の場合は口腔の断面図などが書かれる事があるが、人の喉の断面図に正確に沿ったものもあれば極度に簡略化されていたりそもそも形状が人間のものではなかったりするので解剖学の参考にはならないだろう
また、極端に男性器が長いことも多い 中には外側から見て喉が膨れ上がっているような描写(俗称としては『喉ボコ』と言われることが多い)がある
ちなみに、これはpixivにおける「ボコォ」などとは違い、一応は現実でも実現可能なレベルである(男性器の勃起時の形状を考えると、逆さの耐性でやるとなり易いと思われる)
さらに言うと、30cm級の超ロングな男性器が仮に現実に存在しても、人の喉はそれを受け入れる充分な長さがある(ヒトの食道は成人で25~30 cm前後である)
剣呑み芸を知っているだろうか あれはトリックは必要とせず、本当に飲み込むことができる(詳しくはこのページでも参考に) それほどヒトの喉はすごいのだ
後は喉の奥で射精した結果、逆流した精液が行き場を失い鼻腔から逆流するという描写もあるが、これも現実で起こりうる事である(鼻から牛乳~を考えれば原理はわかるだろう)
ただし、口も鼻も塞がれてしまっては本当に息ができなくなるので大変危険である サディズム思考の強い人はそれを好むこともあるらしいが…
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