夜自己嫌悪多忙にて
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過去を操らせろなんて贅沢はもう言わないから、せめて未来を制御させて欲しい。たどる足跡を予約させて欲しいんです。つまり、俺がどの地点で死んでも過去の時点で描いていた足跡は自動で続いてくれる、人生のイベントの予約投稿。それさえ叶うなら俺は人生に勝利できる。そしてこれは多分もうプログラミングとかを頑張れば実現できると思う。俺が死んでもindigo2は毎日絵を上げ続け、音楽を作り、また彼ではない古村藍都は彼の信仰を綴り続ける。そんなふうにはいかないものか。
前も言ったけど、本当に大好きなアーティストのtwitterとかブログってマジで見るの躊躇いますよね。好きだからこそ偶像でいて欲しいというか、人格を深く知るのが怖い。十年来から好きだったマイナー声優のtwitterが極右の政治ツイートとRTで埋まってたりした日には俺はもう泡吹いて倒れるよ。そんでそのあと生まれてきたことを後悔するよ。I Miss Ten Seconds Ago When I Didn’t Know This Thing Existed (画像略)っつって。
まぁ、幸い今回はそんなことはなかったけど。もう名前を出すのも怖ろしいので控えますが、Twitterのフォロワー数が俺より少なくて逆に俺が憤慨したわ。認められるべき者が認められる世界であって欲しい。私なんてどうでもいいんです、本当……好きな人を支援できる存在になりたい。そのためにはやはり、お金が要るんだろうなぁ。ここに盟約の二律背反が生まれてしまった。自己犠牲を通すのなら、「尊厳」を捨ててお金を手に入れるべき。しかし「尊厳」がなければ自己犠牲コマンドの使用条件を満たせない。ロジックが知恵の輪になっててもうめちゃくちゃや。気が狂う。誰かに寄付するためだけのお金が欲しい。
なんども言ってるけど、生命維持(=何事もなければ寿命まで生きられるだけの栄養と生活の保障)のためのお金と、furtherのお金はことばを分けるべきだったと思う。「お金」という言葉が内包する定義が大きすぎて、よく人間の会話に齟齬が見られる。生命維持のためのお金は何をするにも誰にとっても必要ですよ。それより向こうは必須を抜けた個々人の欲の問題になるけど。生命維持もままならない貧乏と、趣味や娯楽に金を使えない貧乏はレベルが違うんですよね。さいわい俺は娯楽に金を必要としないタイプだからぎりぎりなんとかなってるけど、強欲だったらと思うとぞっとする。順序が逆なのかもしれないけどね。貧乏だから無欲に作り変えられたのかも知らない。
「一人称が不安定な人を見るとかなり頭おかしく見える」っていうのを何処かで見て、ウッとなってしまった。もこう先生とかもめちゃくちゃ不安定ですよね。俺の場合は半ば英語脳になってしまったせいで、ニュートラルでない一人称をconsistentに使い続けるのに違和感を感じるようになっているのかもしれない。だから自然にその文に適した「I」を持ってきているのかも。
昔はよく「僕」を使ってたんだけど、最近は使わないなぁ。僕って一人称、英語のIから最も遠い存在だと思う。なんかとりわけ異質なんですよね。どう異質っていうと言葉では説明しづらいんだけど。歳をとって肌に合わなくなったのかも。
ちょっと前までは「俺」はガキっぽすぎてダサいと思ってたんだけど、俺はやっぱり俺が一番自然な気がする。かえって気取ってないというか、僕よりはよほど澄んでいる。俺にも私にもなれない「僕」はもうしばらくは要らないかな。
そんなわけで2019年のインターネット上の自分は「俺」をデフォルト、「私」をformal, religious, goodwill感を出したい時に、「おれ」をsarcastic, mischievousな意図で使うことが多い。あとたまに「我輩」。これは自分を客観的な存在として扱う時によく使う。
そういえばもう一つ昔との変化として、形容詞によく英語を用いるようになったんですけど、これは色々理由があって簡潔にいうと「それしか浮かばない」からです。例えばさっき使ったmischievousという言葉の意味を、俺はどう頑張っても日本語一語では適切に説明できない。辞書だと「茶目っ気のある、いたずらっぽい、わんぱくな」と「悪意のある、人を傷つけるような」って書いてあるんですけど、これは分断されているわけではなくて複合した概念としてmischievousというひとつの言葉を構成しているんですよね。だから正確には日本語で此れに該当する形容詞がないんですわ。いろいろ捏ねくり回すよりmischievousの一言で済ませた方が手っ取り早いんです。ただまぁ、日本語の文章としては失格だとは俺も思ってるんで、なんとかした方が良いんでしょうね。昔の俺なら適切な代替語を見つけられたのかな。俺も昔の俺の文章が好きだったからこんなlameになっちゃって悲しいよ
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