命穿つわがまま
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敵が自分の能力をペラペラ話すのはおかしいとか、勝ちを確信したからって作戦をペラペラ明かすのはおかしいとかいうけど、おれはそういう気持ちちょっと分かるわ。勝った!と思ったらどうしても勝ち誇りたくなってしまう。たとえそれが自分にとって不利益になり得るとしても。夜神月がエルの死の前に笑った理由がよくわかる。
だから俺も今まさに勝ち誇りそうになったのだけど、不利益を被りたくないから自分を抑えるよ。大人になるってこういうことだろうな。もう少し自制したい。
一週間くらいトーチカにはまっていた。「ふざけんなよ」の部分が尋常ではなく好き。逆にいえばそこだけ。「ふざけんなよ」って言いたいよな。遣る瀬無い世界への怒りが体現されたかのような声を電子音が奏でるもんだから感動しちゃったよ。ちょっと調教が異常によいので、たぶんプラグインで歌声変換調教になるやつ使ってるんでしょうけど。
米津玄師が「創り続けられる奴が一番強い」と言っていたのがずっと響いている。本当にそうだな。ささくれさんはすごいよ。一ジャンルでの創作の十年選手は偉大だ。俺は……俺は なんなんだ……もう……何も作れない……
自己肯定感には過去の成功体験がいいよ!みたいなのよく見るけど、過去の成功体験が自己肯定感につながるやつってどうなってんの?
過去の成功なんて今の自分と何の関係も無いし、むしろ今成功できていないなら過去の自分の方が優秀である証明じゃないのか。「自分」という存在をタイムレスに地続きの存在だと思っている人々なのかな。二年も経てば俺は俺でなくなり、ちょっとの記憶以外何一つ共有できていない完全な別人と化すのに。10年前の俺に、今の俺より似てる他人がどこかにいると思う。それくらい遥かに断絶されていて、無意味。過去にどんな偉業を成し遂げようと、「今の自分」の価値の証明になんてなり得ないのに……
苦しい 男とセックスがしたい もうそれ以外は無い
こういうことも言わない方がいい もう何も無い
多分めちゃくちゃに消費されたいだけなのだと思う 蠍の火への羨望も
男とセックスがしたいのも気持ちよくなりたいんじゃなくて気持ち良くしたいだけ 誰かのためという大義と共に完膚なきまでに燃え尽きたいだけ
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