ローズクォーツ
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君はどんどんと離れてゆく
僕の知らない君が増えていく
もしかすると僕の方が
遠ざかっているのだろうか
いつしか空は色を変えて
僕らを包む何かも色付いた
知らないうち抜かされていた
君の背はやけに輝いてた
ヒビだらけの僕の世界に触れようとしてくれた
君をまだ忘れないように ここで歌うよ
ローズクォーツ 笑っておくれ
僕の知らない野原で 木苺を摘んでくれ
ローズクォーツ こんな歌が
届くはずないんだ それでもいい
僕らこの大空の下 いつだって声を繋いでいるのに
君が眠っている時 僕がドーナツを食べてること
きっと何一つ知らずに 生きてゆける
風の噂で聞こえたんだ
君が自分の夢を 叶えられたって
嬉しくなって立ち上がって
そして何も出来ないと気づく
いつの間にか僕の街は
水底に沈んだ 堰堤の中へ
一言だけ伝えたいな
「君は永劫知らなくていい」
描いた夢に向かって続くこの線路は途中で途切れていた
ならばこの手で続く道を描けばいいだろう?
ローズクォーツ 泣いておくれ
僕が見たことのない 色を見つけて
ローズクォーツ ふたりの道は
分かれてゆくけど 振り返らずに進め
僕らこの大地の上 何回だって踏みしめてるのに
まだ見ぬ街に不安抱え 誰かにしがみつきたくなる
きっと皆そんなもんさ 涙を拭いて
ローズクォーツ 笑っておくれ
僕の知らない野原で 木苺を摘んでくれ
ローズクォーツ こんな歌が
届くはずないんだ それでもいい
僕らこの大空の下 いつだって声を繋いでいるのに
君が眠っている時 僕がドーナツを食べてること
きっと何一つ知らずに 生きてゆける
知らないうち身につけていた
不思議な色をした 綺麗なペンダント
君が見たら喜びそうだ
いつか会えたらその時は…
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