wheedle
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ここ数日の生活
朝11時ごろ起床・真葉大寺。顔を洗いダルげに朝飯を作る。
白米、納豆、卵焼き、味噌汁、バナナというぼくがかんがえたさいきょうの朝食を摂取。
最近はカルシウム不足を気にしてバナナがヨーグルトになったりする。マジでカルシウムが足りてないらしいので。
朝食は1日分で大体150円くらい。
その後歯を磨く。みんな歯はマジで大事にしたほうがいいよ。健康は大概全部取り返しつかないけど歯はマジでキング・オブ・覆水盆に返らずだから。ここを失うと人生全部終わる。攻略法としては磨きにくい上に忘れやすい「歯の裏」を真っ先に攻めること。いちばん最初にここ磨く癖つけると忘れにくいしちゃんと磨ける。あと歯茎と歯の境界とかもちゃんとする。一番奥の歯とかもね。最後にフロスも絶対した方がいい。
諸々が終わったらPCを起動して虚しい日々を5時間ほど送る。
だいたい「英語の復習」「中国語の勉強」で1~2時間、「MV作成」で2~3時間取られる。
ただし酷い日は一生YouTube見てるかチンズリワドルディして終わり。
昼を14時半くらいに食べたり食べなかったりする。半々くらいの確率。
食べない場合は夕飯を17時半頃に摂取する。食べる場合でもカロリーメイト400kcal分とビタミンAのサプリしか摂らない。お金がないので。カロリーメイトはドラッグストアで大体安くなってるのでサプリ100日分と合わせて計算すると昼食1日分は140円もないくらい。食べない日もあることを考えると一ヶ月で2100円くらい。
昼が終わったら冷蔵庫の食材が足りなかったらスーパーでなんか買う。この辺でブログの予約投稿を書く。(前も言いましたが、このブログの記事はだいたい予約投稿です)
昼から夕方にかけてが一番虚しい日々。大体この頃には体力尽きてるのでベッドの上で一生天井を眺めて終わる。
やる気がある時はIndeedの求人に応募したりするけど「狂気と正気の狭間」の第二求職期編みたいになって終わる。
夕飯はそこそこちゃんと摂る。適当にレシピ見て作りやすそうなのを作る。
味噌汁と白米とサラダは必須イベントとして主菜を毎回適当に作る感じ。一日平均してまぁ多めに見て300円くらいかかるのかな。
一ヶ月は平均30.41日なので、朝昼夕を合算すると4562+2136+9123で一ヶ月の食費は大体15821円くらいになる。
山奥の癖にゴミみたいに高い家賃を支払ってその他光熱費やら通信費やら保険代やら色々払うと生活費は10万円くらいになる。
今一ヶ月の収入が大体平均して15000円くらいなので、だいたい85000円の赤字になる。ということを思い出して激鬱状態になる。人生を後悔し始める。
躁うつの躁だよ(便乗)のときはディスコフレンドとゲームをしたりする。
それ以外の時は激鬱状態のまま朝4時くらいまで天井を見上げて終了。泥のように眠る。それでも最低7時間は寝るよう努力する。
オイラの名前はワドルディ。36歳無職童貞。彼女も友達も1人もいない。本当に最悪な人生を過ごしている。
もう僕に人生を変えるだけの力は残っていなかった……。
TWを見てると新卒で就いた仕事が合わずに辞めてニートやフリーターになったみたいな人を相当数見かけるのだけど、フリーターはともかくニートはマジでやめた方が良い。経験者が語ってやるわ。そりゃ辞めて始めの数ヶ月は楽しいよ。時間が湯水のようにありあまりこの上ない自由を楽しめるだろう。もしかすると1~2年はその感覚も持つかも知れない。しかしそれ以上となるとどんなクズでも焦燥感が湧いてくる。「無職である」という事実はあなたが思っている以上に歳を重ねるごとに重くなっていく。常に唯ぼんやりとした不安がつきまとい、それはどんどん大きくなっていく。それが5、6年も続くと、もはやあなたの狭い一人の部屋に「自由」などどこにもなくなる。一週間・一ヶ月外出しないのは当たり前、自宅でやることといえばチンズリワドルディかゲームくらいだが、何をするにも心が満たされない。時間はたくさんあっても、それを有用に使う動機がない。使いたいという望みがない。心がない。すべてが乾いていく。考えるのは死のことばかり。人との会話が極端に少ないからコミュ力も劇的に下がる。心の耐久性が落ちているので「働く」とか「社会人」とかいうワードを見るだけでも拒否反応が出るようになってるだろう。そうなると再就職への階段を登る足取りがものすごく重くなる。精神的にも経歴的にも常人の何百倍もの力が必要になる。白い目で見られ幾百回と祈られ、待っているのは陰鬱で悲惨な日々。やっとのことでニートを脱した時、後悔するんだ。若さを棒に振ったと、金をいくら積んでも取り返せないものを失ったと……よく……考えてみてくれ。
最近は「3年は続けろ」のカウンターとして「合わない会社はすぐやめて転職しちゃおう!」みたいな刹那主義が主に若い衆の間で跋扈してるけど、仕事が溢れる都会ならともかく地方でコレやると高確率で詰むのでオススメしない。一見するとすごく優しい言葉に思えるけど、これほど無責任な言葉はないよ。実際一生職歴に傷がついて転職が難航しても誰も責任は取らないのだから。言い訳は優しく肩を叩くがその後の面倒は一切見てはくれない。加藤純一が言ってたようにやっぱり3年は頑張ったほうが良いと思う。「怒られ力」とかいうゴミみたいな言葉があるけど、痛みを鈍化させるというか心の耐久性を上げるのは大事だなとは思う。会社のためじゃなく自分のためにね。赤羽カルマみたいに足元のナイフに目を据えながらも自分を鍛えればいいんだよ。アドラーによれば人間の悩みのすべては対人関係に帰結するという。そして対人関係の悩みほど個人のメンタル強度に影響されるものはない。つまりメンタル強度を上げる訓練を積めばオールハッピーウィアザワールドってなもんさ。できれば……シャバで気づきたかったぜ……クソッ!
『おい、お前は怠惰なために一番苦しい生活にはいっている。お前は何にもしないのだと自分で言っている。けれども少しは働くように心掛けるがいい。お前は恐ろしい一つの機械を見たことがあるかね。輪転機というやつだ。用心しなければいけない。陰険な猛烈な機械だ。もし着物の裾でもつかまれようものなら、身体まですっかり巻き込まれてしまう。この機械というのは他でもない、怠けるということだ。まだいよいよとならないうちに踏み止まって、逃れだすがいい。そうでないともう万事だめだ。じきにその歯車の中に引き込まれてしまう。一度引き込まれたらもう出る望みはない。そこではただ疲れるばかりで、休むこともできない。一歩も仮借しない労役の鉄の手からつかまれるだけだ。お前は今、自分の手で生活しようと思っていない、仕事をし義務を果そうと思っていない。普通の人のように暮らしてゆくことを嫌がっている。だが別の道を歩くこともできるだろう。労働は天の法則だ。嫌だといってそれを拒む者には、刑罰としてそれが落ちかかってくる。お前は労働者になることを好かないというが、それでは奴隷となるばかりだ。労働は、一方でお前を許しても、他方でお前をとらえる。お前は労働の友達になることを好まないで、かえってその奴隷になろうとしている。ああお前は、人間らしい正直な骨折りを嫌って、罪人の額の汗を得ようとしている。他の人たちが歌をうたう時に、お前は息を切らすようになるんだ。下の方から遠くに、他の人たちが仕事をするのを見上げるようになるんだ。そしてその人たちは、お前の目には休んでるように見えてくるだろう。地を耕してる者や刈り入れをしてる者や、水夫や鍛冶屋なども、天国の幸福な人々のように栄光に包まれてるとお前には思えてくるだろう。鍛冶屋の仕事場もどんなにか光り輝くだろう。鋤をとり穂を束ねることもどんなにか幸福に見えるだろう。風のまにまに自由の帆を操る小舟もどんなにか楽しく見えるだろう。ところが怠惰なお前は、鶴嘴を使い、鎖を引きずり、車を引き、歩かなければならない。身体を縛ってる鎖を引きずって、地獄の中で荷物を引く獣と同じになるばかりだ。何にもしないことをお前は目的だとしていた。それなのに、ただの一週間も、ただの一日も、ただの一時間も、苦しい思いをしないではいられなくなる。何一つ持ち上げるにも苦痛を感ずるだろう。一刻の休みもなく絶えず筋肉はみりみりいうだろう。他の者には鳥の羽ぐらいなものも、お前には岩のように思えるだろう。ごくわけもないことも、大事業のようになるだろう。怠惰といい楽しみというものは、何という絶壁だろう。何にもしないということは、痛むべき方針だ。わかるだろうね。社会の財産をあてにして怠けて暮らすこと、何の役にも立たない生活を送ること、言い換えれば有害な生活をすること、それは人をまっ逆様に悲惨のどん底に投げ込んでしまう。社会の居寄食者(いそうろう)になろうとする者こそ不幸だ、ついには有害な寄生虫になってしまう。ああ、お前は働くことを好まない、うまい酒を飲みうまいものを食い楽に寝ていたいという考えきりもっていない。だがそれでは結局、水を飲むようになり、黒パンをかじるようになり、手足は鎖につながれて夜通しその冷たさを身に感じながら、板の上にじかに寝るようになるだろう。ああかわいそうにお前は誤った道をとっている。何にもしないということが、お前を悪い方へ導いたのだ。私を信じて、怠けようなどという困難な仕事を始めなさんな。悪者になるのは、容易なことではない。正直な人間になる方がよほど楽だ。さあ行って、私の言ったことをよく考えてみなさい。』 ユーゴー著「レ・ミゼラブル 第四部」より
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