250118
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マイキP、音楽性S作詞性Zという感じですごい。ポケモンなら優秀な種族値ですね。特化型のが強いからね。
みきとPにも言ったけど、
何がすごいって、こんな若者特攻みたいな曲をそこそこ年いった成人中年男性が書いてるってトコだと思う。
そこまでそのエネルギー続かないわ。それが一番すごい。こんな痛々しい歌詞、並の大人の神経じゃ拷問されても書けない。
に尽きる。マイキPはみきとPよりかなり若いけど。
あとこの人、露悪の塊みたいな歌詞しか書けないわりに、自分の楽曲が盗作されたときその人に無償で楽曲提供したという、ジャン・ヴァルジャンのような聖人エピソードがWikipediaに載っている。
やはり歌詞は人格をあらわさないな、と一瞬思ったが、よくよく調べると「楽曲を盗作されました。」という信者ファンネルを構え倒した動画を投稿していたので、そうでもないかもしれない。
しかし彼を責めるのは酷というものです。人は世界の鏡なのだから。
歪んだ人間がいるのなら、それは現代という病理が生んだ被害者といった方がいい。
神聖かまってちゃん、コタツから眺める世界地図とOs-宇宙人だけが死ぬほど刺さって残りがかすりもしないという不思議なアーティストとなっている。
ほんっとに、かすりもしません。楽曲の好き嫌いが偏るアーティストはたくさんいるが、ここまで極端なのは彼だけだな。正確には悪の華も好きだけど、あれは作曲の子じゃないし。
前から思ってるけど、なんであんなぶりっ子テクノみたいなボーカルの加工をするんだ。あれがなんか生理的に受け付けない。元の声のが100万倍いいのにもったいなさすぎる。
この前、ネトラセクラブ1・2が今年のベストリードになってしまうと書いたが、何度も読み返して理解した。多分、もう、これ超えられないっすね。エロ同人として。今後誰も。
ネトラセクラブ、これまでもそしてこれからも、一番抜ける同人誌で在り続けると思う。とても超えられない。完成度が高すぎる。この先誰かがこれを超えるビジョンが視えない。はじめてSladkiSlivkiを見た時のような圧巻と絶望がある。
私が好きなプレイが特に入っていない本なのにそう感じるのだから、次元が違う。隙がない。無駄なコマがない。ガブリアスの種族値くらい洗練されている。
抜けるのは1なんだけど、2もバフかけ役としてめちゃくちゃいい味出してる。ていうか1がバケモンなだけで2もS級だしな。
NTR関連という、人を選ぶ劇薬を使って、万人に感動させられる物語を書き上げたというのが、もうノーベル賞ものです。私が言葉を尽くさずとも本書のレビューページにその感動を称えた文章が山ほどあるので、この辺にさせていただきます。
ただ、これは問題でもある。
私の人生がつまらなくなった理由がわかった。結論パができてしまったのだ。
長く生きれば、自分の趣味嗜好や、世界のパターン化が視えてくる。子供の頃は何もかも予測がつかなかった広大な世界が、徐々に掌に収まるようなサイズになり、起きることは単調なループになる。
最強の音楽、最強のゲーム、最強の同人誌、最強の小説……。より具体的に定義するなら、「自分の趣味嗜好にこれ以上なく合致し、かつ他の追随を許さぬハイクオリティーを備えているため、少なくとも今世紀中にはこれを超えるものは現れない可能性が非常に高い」作品群。それが出来上がっちまったら、キャンチョメ、終わりなのさ。
だってもう他のものを摂取する必要がなくなるんだからな。よしんば摂ったとしても、それは飽きを回避するための箸休めのようなもので、狩りではない。
そう、狩りだ。狩りをしなくなるのだ。俺達はいさましい戦士であったはずなのに。もう満足してしまった。飽食してしまった。これ以上望むべくもないと知ってしまった。
ここが天井だ。天井とは、釜の底より絶望にあふれている。
私からは以上です。
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