240711
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自分という糸を世界から引き抜いた時、思いもよらぬ所までほつれ出して驚かれる。そんな人生でありたい。高橋克実です。
さまざまな名義、さまざまなジャンルで活動する器用貧乏スタイルは物語を生業とする場合には意外と役立つ。
物語を紡ぐ時に必要な「経験」って、意外と「広く浅いもの」です。梶裕貴も似たようなこと言ってた。特定ジャンルの知識が100あって他が0みたいな人は、そのジャンル一本描く分には問題ないけど表現の幅がなくなってしまう。全部のジャンルが幅広く5~10くらいあります、みたいな人ならどんなジャンルでもある程度は書ける。クイズ王みたいな感じ。あれも広く浅くの典型なんで。
音声作品制作について色々試算してたんだけど、売れる自信があるなら、つまり作品の質に自信があるなら制作費はあんまり関係がないということがわかった。だって売上って掛け算で増えていくけど制作費って固定ですからね。1文字2円だろうが6円だろうがある程度売れれば回収はできるし、総合的に考えるとむしろ制作費は惜しまず作品のクオリティを上げる方向に行ったほうが良さげ。
特に有名同人声優を雇うメリットとして宣伝効果が大きいと思っている。だいたいの人はXとかで作品を宣伝してくれるんですよ。このときのインフルエンサー力の差はかなりでかい気がする。
未だに良さげな人を探して周ってるんだけど、ある程度売れてる人だと値段を公開していないケースがたまにあるんだよな。要相談のみみたいな。なちゅとか。思えば初制作サークルお断りみたいなとこも結構あるし、全体的に思ったより一見さんお断りのオーラが強い。誰でも最初ははじめてじゃんかぁ。まぁ職業柄事故が怖いのはわかるけども。
とるべきは声質か演技力か、ですごく迷っている。今書いてるシナリオのキャラの「声質」と「必要な演技力」双方をパーフェクトに満たせそうな人材がいない。いてもスタ録しか受けてなかったりそもそも今受付休止してたり。
声質があってなかったらキャラクターのリアリティや没入感が下がるけど、聖人向け同人音声作品において行為の演技力が不十分というのはそれよりも致命的な気がする。そりゃ誰でも最初は拙いって話もあるでしょうが、今作はけっこう……ハードなので、それなりのハードな演技の経験豊富な方にお願いしたい。
特殊性癖請負人みたいな人いませんか。ハードちゅうても別に喘ぎとか叫んだりとかはほぼ全くありまへん。テンション自体はずっとロー気味なんで。
今の所availableな選択肢内でいうと演技適性重視ならみこしー、声質適性重視なら縁側こよりって感じなんですが。
絵の仕事、曲の仕事、色々受けたことありますけど。作りたくないものを作らされるストレスというのは、ものすごいですよ。依頼請負という形式そのものが必ずしもそうなるわけではないけど。自分の作りたいものと依頼されるものがガッチリ合致したときとかは全然楽しくお仕事できますし。ただ、そこが一致してようがしてまいが仕事であれば基本的には引き受けないといけないしプロとして全力でやり遂げなければいけない。同人声優、いや、声優という業種そのものがそういう地獄を潜り抜けながら周っていると思うと偉大ェって思いますけどね。
やりたいことだけやりたいなら今の一之瀬りとさんみたくセルフプロデュースするのが一番いいんでしょうけど。スプラトゥーン出来きない方の性別の人の特権だよなあ。
幸福度をあげる善行について。
「感謝」が鍵であると再三お伝えしました。感謝はしてもされてもよい。どちらが優れているとかじゃなくて、できればバランス良く摂取したい。
「感謝する」は能動的にこなせるが、「感謝される」はけっこう難しい。しかし私は先日、とあるサイトの掲載ミスと思われる記述についてメールで連絡を送った。
返信は期待していなかったが、迅速な修正ととても丁寧な感謝の返信をいただき大変うれしかった。
そして気付きを得ました。
「エラー発見の報酬」でいけるのではないかと。
あらゆるサイトの誤記や不明瞭な記述、とりわけ多くのユーザーのサービス使用感に影響を及ぼしそうなものについて片っ端からサーチ&デストロイする。
運営からお手紙もらえてハッピー、未来の困り人たちを救えてハッピー、いいことづくめではないか。
と思ったけど、「これカイトをフォローしてるから」じゃん。
https://www.youtube.com/watch?v=4k_QbC3C2RQ
100年前聴いて100年ぶりに聴きたくなって探し回ったわ。いいっすよね~これ。ザ・インディーズって感じ。「わかっている、わかっている」の部分がすごい耳に残るんです。その前後のコード進行まで含めてなんかすごいノスタルジーがあって好きだ。
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