20231218
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中国語で社会的死のことを「社死」というの面白い。
種﨑敦美さんが激推ししてた「世紀末の詩」を観てる。「愛」がテーマの作品と聞いたので……(ATK)
どうでもいいけどやはり「﨑」の字は改名したほうがいいと思う。絶対に一発変換されない。
で、世紀末の詩ですが……2話まで観た所だけど、まぁこれからかなという感じ。まだ視えない、ポテンシャルが。信用して良いのかを小手調べしてる段階です。化けるか、凡作になるかの二択。駄作になる選択肢は消えている。うまく言えないがそれは違いない。凡作にはなりうる。
それにしても昭和のドラマだからか、コンプラのコの字もない描写が多くて面白い。当たり前のようにセクハラするし差別用語飛び交うし煙草吸い放題だし。
explicitな発言も多いから、あれを幼き日の種さんが観てたと思うと夢が広がるな。
kbbが生放送で似たようなことを言っていたけど、会話ってとりあえず”開始”さえできれば後は適当にどうとでも転がるので開始の仕方を覚えるのが一番強い。
仮に途中で転がりが止まっても、(途切れた後数秒以内の)”再開”にかかるハードルは一からの開始と比べてかなり低い。
なんでもいいから、無茶でもいいからとりあえず開始さえしてしまえばコミュニケーションノルマを達成できるのでオススメです。
ハーバード大学が叩き出した精神安定の結論は「日々の会話」を大事にすること。コミュニケーションはもはや心身の安定のための義務である。やり方は問わないから対面でのコミュニケーションを日に10分以上心がける。これさえ保てれば容易には転げ落ちない……と思う。
あ、ちなみに人じゃなくても犬でもいいです。猫でも……多分いい。多分。でも体感だと犬飼人より猫飼人の方がうつ病率が高い気がする。完全に体感でしかないが。
(良質な)フィクション作品は「嘘をついて良い範囲が決まっている」という原則を知らない人が意外と多い。
「これこれこの部分は非現実的にしますけど、あとはできる限り現実に即しますよ」という風にしないと作品の面白みは出ない。
「ダサい」という言葉、意味という意味がゼロな純粋な悪意の弾という感じがして禁止カードにした方がいいんじゃないかと思う。この言葉によって何かしらが建設的になったことって有史以来一度もないらしい。
時代が進むにつれ色々なものが規制されていくのに、人を傷つけるためだけの言葉がいつまで経っても消えないのは、規制を管理する側でさえその武器を手放せないからなのか。
べつに創作物の表現規制しろとは言わないから、実在の人間に向かって放たれる悪意語はALL BANで良いんじゃないかと思う。
言論統制だ、といわれるかもしれないが、既にある程度の場所では行われていること。任天堂のゲームに”不適切”なワードが入れられないのと似たような感じ。あれを現実に適応すればいいだけ。
そもそも私は言論統制そのものにもさして反対ではない。別に脳みそにまで侵入してきて言葉を奪っていくわけでもあるまいし、「吐く言葉」の価値なんて初めからほぼほぼない。
名誉を盗むことはできる
だが誇りを盗むことはできない
言葉を盗むことはできる
だが詩を盗むことはできない
谷川俊太郎『盗む』
言論の自由なんてせいぜいここ二世紀以内くらいに生まれた概念にすぎないし、それまでの世界が徹頭徹尾不幸だったとも思わない。多少の不便で理不尽に傷つく人が減るならそっちのがいいな。
刹那主義が横行しすぎて「長期的な目でものごとを見る」という行為が誰にもできなくなってきているような感覚がある。感覚があるだけだけど。
地面においたプライドの刃を見つめたり、大駒をサクリファイスしたりといった真似が出来ない。
しかしアーサーブルックスの理論では「いま」この瞬間に意識を向けることこそが幸福への道だという。
その視点でいえばマインドフルネスと刹那主義は同一である。どうにも似つかない。しっくりこない。
結局、一歩引いて何に・誰にどうあってほしいのかを見つめ直すのが大事でしょう。私は
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世界に
- 平和であって欲しい
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人々に
- 幸せであって欲しい
以上。あとは幸福と平和の定義を詰める作業。
彼らの架け橋となる「愛」が何者かは、世紀末の詩を通してヒントをもらおうと思う。
2話で開示されたのは「パンドラの箱に最後に残されていたのは”希望”であって”愛”ではない。愛がこの世にあるかは分からない」ということ。この話では希望と愛をまったく別の概念として綺麗に扱っている。盲目の少女は希望を手に入れたが愛を失った。一方で、第一話では「愛は消えないもの」と定義している。なにかのきっかけで失われるのなら、それははじめから愛ではなかったと。
愛が何かは古今東西さまざまな作品で言及されるが、不思議と相反する定義はほとんどない。色々な角度から愛を照らし出し、徐々に輪郭を顕にしていく。
愛とは
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同胞意識(不滅のあなたへ,アイコ)
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利他的な心(不滅のあなたへ,アイコ)
- 自分の利益を求めない(新約聖書,コリント)
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慈しみの心(不滅のあなたへ,アイコ)
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消えないもの(世紀末の詩,亘)
- いつまでも絶えることがない(新約聖書,コリント)
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寛容である(新約聖書,コリント)
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親切である(新約聖書,コリント)
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妬まない(新約聖書,コリント)
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おごらない(新約聖書,コリント)
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誇らない(新約聖書,コリント)
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最も強いもの(キリストに倣いて)
- すべてに勝る(ウェルギリウス)
- 信仰、希望、愛のうちもっとも偉大(新約聖書,コリント)
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一方的(だいたんふてき, ラマーズP)
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大胆不敵(だいたんふてき, ラマーズP)
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