返り討ちを浴びせながら
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灼熱のファイヤーダンスとMegalovaniaのコードの相性が良さそうなことに気づいた。誰かRemix作ってくれないかな。
悪人になら何をしてもいい、みたいな思想が俺はずっと嫌いなのだけど、実際に俺が悪人を助けたことが一度でもあっただろうかと考えると思いつかないな。そもそも現実世界で「悪人」に出会うことなんてそうそうなくないですか?いじめっ子とか……?
ていうか俺は人が人の善悪を決める事自体がおかしいと思うよ。神の与ることなんだから。我々が与るとすれば行いの善悪でしょう。「罪を憎んで人を憎まず」ということわざがあるけど、現代は「人を憎んで罪を憎まず」になっていると思う。刑務所は更生施設であって懲罰施設ではない。ずっとこんなことを言っている気がする。何かを変えたいとずっと思っているけど、やり方が地鳴らしくらいしかわからない。
世界平和を考える時、見るべきは常に未来がどのようにあるかで、最悪今生きている人類が9割近く死滅しても、その犠牲のもとに100年後が争いのない世界になるのであればありだと思っている。ずっと不幸を背負いながら廻るよりは一度破壊してでも正しい形に再生した方がいい。ただ、我々は未来を知る術がないからそういうやり方で平和を築くことはできないんですよね。ただぶっ壊れるだけかも知れんし。再生が起こるかどうかは未来予知ができなければわからない。
何にしても、争いの種が起こった時に話し合うことはとても大事だと思う。悪意をもってやってる場合は厳しいけど、争いの半分くらいって「悪意のない発言・行動」に対して誰かがoffendedする、みたいな始まり方をするんですよね。自覚なき悪意というのは確かに邪悪なのだけど、無自覚がゆえにちゃんと「それは駄目なことなんだよ」というのを教えてやれば大体はやめるんですよ。ただ、多くの人がそれをしないまま、感情のままに突っ走って宣戦布告してしまうから争いが絶えない。話し合えば……(オイ、アルミン……そりゃいったいなんの真似だ?)
そういえばこの前YouTubeの投票で「もしあなたの一番の親友が人を殺しているのを目撃したらどうする?(in English)」っていうのがあって、「通報する」「死体を隠すのを手伝う」「自分が身代わりになる」「その場から逃げ出す」という4つの選択肢があったのだけど、投票総数2万票くらいで一番多かったのが「死体を隠すのを手伝う」だったんですよね。英語圏ってそうなのか。日本でやったらどうなるんだろう。俺の予想だと「通報する」が圧倒的だと思うのだけど、そうでもないのかしら。何にしても、歪んでいるが良い歪み方だと思う。そういう推理小説とかあってもいいと思うんですよね、名探偵の主人公が連続殺人の犯人は自分の親友だと分かってしまい、どうしても真相をみんなに明かすことが出来ずに共犯者に堕ちるみたいな……割といっぱいありそうだな。V3の5章とかもある意味そうか。
「血まみれの兄弟」もそうだけど、大切な人のために不合理な選択肢を取る物語が好きだ。考えてみれば血まみれの兄弟と今のエレンって完全に同じじゃない?大切な人のために世界を壊すのだから。でもルドガーヘイトは殆どないけどエレンは結構ヘイト溜めてんだよな。分からん。もしかするとエレンって虐殺云々抜きでもともと単純に嫌われてたのか。
うーん。なんか最近色々間違えてる気がする。「何も知らない夢のまま死んでいけたら幸せだ」を信仰するなら、エコーチェンバーはメリットしかないはずなのだが。割れた窓、裸のポプラ、片腕のシュヴァリエ、弦の跳ねたヴィオラ……内在時間が短すぎるな。ともあれ進むしかない。満たされることなどない、何があっても。まったくもって無意味だ。どんなに夢や希望を持っていても、幸福な人生を送ることが出来たとしても、岩で体を打ち砕かれても同じだ。人はいずれ死ぬ。ならば人生には意味はないのか?そもそも生まれてきたことに意味はなかったのか?死んだ彼もそうなのか?あの表現者達も……無意味だったのか?
いや違う!!あの表現者に意味を与えるのは我々だ!!
あの勇敢な死者を!!哀れな死者を!!想うことが出来るのは!!生者である我々だ!!
我々はここに死に!!次の生者に意味を託す!!
それこそ唯一!!この残酷な世界に抗う術なのだ!!
兵士よ怒れ!!!よ叫べ!!
兵士よ戦え!!
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