詐欺
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詐欺とは、騙された側が「騙された」と認識することによってはじめて「詐欺」と判明する
騙された側が「騙された」ということに気づいていなければそれは詐欺ではないのだ
「何を当たり前のことを」と思うかも知れないが、これは実は人をだます上でとても重要なことである
例えばキノの旅というライトノベルで、主人公のキノが、商人と「ブローチとその出処」と「燃料とお肉」を取引するシーンがある
実はキノが持っていたブローチはとても高価なもので、燃料とお肉程度では到底吊り合わないほどの値打ちがあったが、商人はそれを知っていながら教えなかった
つまり不釣合いのもので取引をしたわけなので詐欺と言っていいと思うのだが、
キノは「ひとまず儲かったね」と思っていた おそらく生涯あの取引が不当なものだと気づかずにいるのだろう
(厳密に言うと、もし知っていてもキノの性格なら燃料と肉を優先したかもしれないがライトノベルについての内容になってしまうのでそこは考えない)
バレない嘘は、嘘ではない(嘘と発現しない) 詐欺と気づかなければ詐欺が告発されることもない
みんなもこのことに注意して頂きたい
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