真似事
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天気、言うまでもなく暴風。
夢。忘れた。そもそもあまり眠れていない。
台風19号、最接近時はまったくと言っていいほど風も雨もなかったのに、完全に暴風域を抜けた今になってめちゃくちゃな暴風が吹いている。どういうカラクリ?
昼間に警報出しておいて、今解除するあたり、気象庁にこの地域に住んでいる人間が一人もいないことだけは分かった。とにかく風が煩くて眠れそうにない。悪い事には、すでにこの地域は「嵐がさった場所」と思われているためにこの苦痛を共有する事も許されない。
人間にとって最大の苦痛は、苦痛を共有できないことだと聞いた事がある。ロクサスの手がハイネたちをすり抜けた時のような、世界との断絶が最も苦しいのだ。
創作。
最近、自分の作品について褒められる事が多くて、色々と複雑になる。嬉しいんだけど、「嬉しい」と思ってはいけないのかも知れない。取り違えてはいけない、と言った方が正しいか。これをガソリンにするのは地獄への貨物列車に乗り込むのと同義。
どうにもならない日々が続いている。灯りの方へうまく進めない。火の灯りよりも人造物の電灯の方がよほど明るい世界になってしまったから、惑わされてしまう。
語り得ぬことについては、沈黙しなければならない。口をつぐむしかない。
これだけは書いておく。創作に呪われたものたちよ。創作は、祈りは、世を変えるためにあるんじゃない。誰かを救うためにあるんじゃない。ほかでもない、「あなた」を救うためにあるのだ。自分にとっての救いとは何なのか、今一度よく見つめ直して欲しい。誰もが電灯に惑わされず、心の王國を築ける世界を望む。
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