実際私の心はまっ逆さまに落ちることを恐れてあらゆる同意から離れていたのでありこの留保によって殺されていたのである
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ヅケンシ・ヨ・ネに愛想を尽かしたの、サウンドが変化したからだと思っていたけれど、歌詞にエネルギーがなくなったからかもしれない。確かに未だに言葉遣いはものすごくきれいなんだけど、最近は美辞麗句か荒く削り取った露悪の二択を並べているだけだと気づいた。宮沢賢治インストールがあるからそりゃ文面はきれいよ。でも今の彼は「僕はせめて味方でありたい 信じられないならそれでもいい」とか言えないだろう。今作のホームランは「やったれ死ぬまで猿芝居」だけ。あとはリリック面ではあへ単。本人はたぶんそれでもいいんでしょうけどね。凝った歌詞がポップ・ミュージックの対極であることは明白なので。
「全5アルバムの中ではBremenがワースト」というの、古参新参問わずぜったいに全員が合意するであろうと思うんですが、どうでしょうか?単純にヒット曲がひとつもないんだよなこの時期。YANKEEリリース後、花壁からずっと下り坂というか停滞していた。単純に良い曲をまったく出せていなかった。それでも「懺悔の街」は名曲ですけどね。LOSERで一旦ガツンと持ち直して、ピースサインで大衆にトドメを刺したと思っている。
ネヅケンの好きな曲トップ10 in 2020:
1.リビングデッド・ユース
2.恋と病熱
3.あなたは醜い
4.心像放映
5.首なし閑古鳥
6.眼福
7.白痴
8.サンタマリア
9.Moonlight
10.クランベリーとパンケーキ
いや、全く正確ではないかも。好きなので思いついたの10個言っただけ。でもリビングデッド・ユースが1位っていうのは3年前くらいから変わっていない。俺は特にYANKEEとdioramaも何千回も聴いたんだけど、どうにも好きなんですよね。「死球を見逃したアンパイア」から「信じられないならそれでもいい」までのラインが本当に好き。ずっと救われてきた。
e..a曲も殆ど全部持ってるけど、さすがにあのクオリティでトップ10に食い込めるものはない。せいぜい蒼狐がいいとこ行くくらい。
Bremenが一曲もないな……。Bremen時期っていうならこころにくだものとかあるんですけどね。Bremen中ならやっぱりメトロノームが良い。「あなたが今どんなに幸せでも忘れないで欲しいんだ 僕の中にはいつも」とかいう完璧なライン。今の彼はぜったいにこんな事は思っていない。
11位はたぶんポッピンアパシー。サンタマリアからYANKEEくらいまでは歌詞が本当に強い。
にしても、3週間で3660万再生っていよいよ頭おかしいな。英語圏アーティストでもこんなに伸びるヤツいませんよ。全盛期のエドですら伸びの速さという面ではずっとおとなしい。知ってますか?日本の30歳未満の人口って3500万人しかいないんですよ。三週間でそれを超えるヤツある?東京一極集中にしてもそうだけど、ひとつに集中するの好きだよねみんな。地方創生も結局茶番だった。どうして……ハア~~~
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