ジェンガ
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どうにもそれは間違いだらけ
どうやったって崩れるのさ
この塔は歪んでいる
誰も気づかず歪んでる
「さぁさぁ、次はあなたの番だ」
ああどうかって祈ることも
馬鹿馬鹿しくなり
ほら ガラガラ崩れ堕ちてく
ガラクタばかり詰め込んだ おもちゃの木箱を片付けろ
愛を注いできた物は 抉れた灰の屑ばかり
ジェンガのように積み上げて ぶっ壊れるのが怖くって
グズグズ伸びるこの腕は積み上げてくのをやめていった
どうにもそれは間違いだらけ
どうやったって崩れるのさ
この塔は歪んでいる
誰も気づかず歪んでる
どうやらそれも気づかぬままに
「やっちゃった」っておどけ笑った
憎らしげなその顔を今すぐ刳り貫いてやりたい
白馬の王子夢見てた 夢見る少女が首を吊る
愛を与えられないまま 汚れた心 嫌になるわ!
ジェンガのように引き抜いて 罪が積もるのが怖くって
のろのろ伸びるこの腕は 引き抜いてくのを辞めていった
ジェンガを愛と呼ぶのなら 私の心も見えるでしょう
愛を語るぶりきの塔 積み木遊びがお好きなのね
喉の奥に隠したのは 茨のような「好きだから」
震えて止まぬこの腕が
その手首を
ガラクタばかり詰め込んだ おもちゃの木箱を片付けろ
白痴のふりで踊り出す 愚鈍な街の屑ばかり
ジェンガのように積み上げて ぶっ壊れるのが怖くって
ジェンガに伸びるこの腕は 引き抜いてくのをやめてった
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