キューピット事情4話-感想
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【視聴中メモ】
「ふざけんな!クソリア充!」とかいう力強いワード
前編の後半のワチャワチャ感草
「事情(自乗)」ってもしかして、四つ葉と大矢のふたりがキューピットと見せかけて実は羽後と剣もキューピットだったから2^2ってことですかぁ~~!?まーたクインティプルミーニングくらいかましてるよ。
大矢って「神キューピット」だとか「リア充」だとか「ドS」だとか、けっこう俗っぽい言葉をよく使うよね。
あれ???ジョーカーと姉は??
よかったです(小並感)伊勢田全作品の中では中の中くらい。アーアーチェリーとかタートルローレライとちょうど同じくらいの位置。
・4話もの話数を、ずっとすれ違い続けた。しかも、毎話違う形で。ここまで来ると、もう「すれ違いネタ」なんて言葉で片付く技量ではない。「キューピット事情」は、開始点と終点だけを娘場シンプルでありふれたプロットでも、過程を徹底して洗練させればそれはどんな捻った展開よりも高尚になり得るということを証明したのです。これは彼が今まで見せたことのない面だった。伊勢田作品は進化し続ける。伊勢田さん、あなたはどこまで次元を超越するのですか?
・相変わらずこの監督はヘイトコントロールがうまい。正直、感情操作については伊勢田氏は俺が言語で説明できる範疇を超えた技術の持ち主なので、ここでどうこうは書けないが、うまい。ひとつのセリフも無駄になっていないんですよねぇ。キャラクターって、セリフひとつ吐くたびに、行動ひとつ取るたびに、視聴者にとっての好感度がどんどん変わっていくんですけど、この監督はそれを「このタイミングでこの値に落ち着かせれば『面白い』と感じるはずだ」みたいなゾーンに合わせるのがとてつもなく上手い。
・「断ち切るなんて言わないで!諦めるなとは言わない。けど、想い続けるくらい全然いいと思うんだ。報われない想いでも、その人との思い出だけはどんな些細なことだって大切なダイヤの輝きだから」、一字一句歌詞にできるレベルの名言。キャラクター名のリファレンスが入っているのは言わずもがな、「これでやっと思いを断ち切れる」って言葉に対して、「諦めるなとは言わない」から入る時点でまず凄いですよね。「断ち切る」と「諦める」を明確に違うことを意味する言葉として扱っているんですよ。しかもその理由を、直接的ではなくとも抽象的ではない方法で説明している。「諦める」っていうのは、自分の想いを”成就させる”ことを断念するっていう意味で、「断ち切る」っていうのは、「想う行為」そのものを未来永劫やめるってことなんですよね。似ているようでぜんぜん違う。諦めるのは「愛されたい」という気持ちを殺すこと、断ち切るのは「愛したい」という気持ちを殺すこと。
・「人の幸せを喜べる人になって欲しい」、俺の最も根本の信仰と同じなので少し希望を持った。n億万回言ってるけど、人の不幸を悲しめて人の幸福を喜べる人がこの世で一番偉い。それ以外にない。
・「私…キューピット失格っス」のコマ、なんか元ネタがあるのかな。いきなり体育会系口調になってるし、ポーズもなんかのパロっぽいけどわからん。アニメだと普通に「です」になってたからただのおちゃめ機能?
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