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そうだよ
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日本語しか知らないのはずっとマサラタウンにいるようなもので、英語を知れば探索マップが広がってもっと楽しいことが増えるみたいな話をだいぶ前していたのだけど、これは間違いだと気づきました。条件はあってるけど前提が違う。われわれはマサラタウンの蟻だ。蟻がマサラの地面にいようがタマムシの地面にいようが同じことだ。町並みなんかわかりゃしないよ。畢竟世界はひとりの人生に詰め込むには大きすぎるのです。
ぜんぶ大言壮語なのが問題な気がしてきた。全部ね。この世のすべて。←これがもう大言壮語だろ
何もかもが大仰になりすぎ。ねこたんくらいの感じで生きられへんのですか誰も。花鳥風月の言葉がひとつも入ってない歌詞禁止にしようぜこれから。
何かを失うなら
そこまでして欲しいものは一つもない
今 持ってる
すべてが私のすべてでいい
――橋本奈々未『ないものねだり』
わがすべてがこれに集約出来ることに気づいた。この一ヶ月くらい語ってきたことのすべてが詰まっています。
良いものはもう充分すぎるほど見た。これ以上何かに出会い消費することは、満タンのインベントリから良いものを捨てて新しく良いものを探す旅路になるわけですが、もうインベントリはすべて良いもので満たされているのでそんなギャンブルをする必要がないんです。
変化していかなければならない、と謳うネヅケンや藤井風。変化した先に何があるというのだ?と言いたい。喪失してまで進んで何があるというのだ?何かを失うならそこまでして欲しいものは一つもない。今持ってるすべてが私のすべてでいい。これが私の「無欲」の形です。
なぜ 人は誰も
目の前にある この幸せだけで
今日を生きられないの?
もう充分でしょう
私 ないものねだりしたくない
――橋本奈々未『ないものねだり』
この歌詞は、現代社会が抱える「常に上を目指し、何かを求め続ける」という価値観から距離を置き、自分自身の内なる平穏と満足感にこそ本当の幸せがあると歌っています。←エピクロスやんw

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